パスワードを忘れた? アカウント作成
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
2017年9月2日のセキュリティ記事一覧(全2件)
13397533 story
パテント

Kaspersky Lab、同社を訴えたパテントトロールに5千ドルを支払わせる 38

ストーリー by headless
逆襲 部門より
Kaspersky Labが特許侵害で同社を訴えたパテントトロールWetro Lanに対し、訴訟を取り下げたいなら金を支払えと逆に要求。5千ドルを支払わせたそうだ(Nota Beneの記事Ars Technicaの記事The Registerの記事)。

問題の特許US Patent 6,795,918(918特許)は受信したデータパケットから送信元や宛先、プロトコル情報を抽出してユーザーの変更不可能な判定ブロックを生成し、フィルタリングに使用するというもの。これは出願された2000年には既に広く使われていたネットワークファイアーウォールの仕組みそのもので、EFFが2015年6月にStupid Patent of the Monthに選んでいる。918特許は発明者が維持費の支払いをやめ、2012年9月に失効しているのだが、2015年に設立されたばかりのWetro Lanが買収。特許侵害に対する補償を6年前までさかのぼって請求できるという仕組みを利用し、ファイアーウォール技術を使用する企業を訴え始めたそうだ。多くの企業は訴訟になるのを嫌ってWetro Lanに賠償金を支払っていたらしい。
13397712 story
Android

Essential、フィッシングメールのような通知を顧客に送り、さらに返信内容を他の顧客へ転送するトラブル 2

ストーリー by headless
転送 部門より
初の製品Essential Phone(Essential PH-1)の発送をようやく開始したEssential Productsだが、一部の顧客の個人情報を他の顧客と共有してしまうトラブルが発生し、CEOのアンディ・ルービン氏が謝罪している(Essentialのブログ記事The Vergeの記事[1][2])。

発端はEssential Products Customer Careから一部の注文者に対し、本人確認資料を返信するよう求める電子メールが送られたことだ。内容は支払い情報の不正利用を避けるためとして代替の電子メールアドレスと電話番号、写真入り身分証明書の画像を送るよう求めるもので、フィッシングメールではないかと騒ぎになった。

その後、本当にEssential Productsから送られたものと確認されたが、顧客の返信内容が他の顧客あてにEssentialのZendeskアカウントからCCで転送されていることが判明する。原因はZendeskアカウントの設定ミスでグループメールに設定されていたものとみられ、Customer Careあての電子メールが登録アドレスに転送されていたようだ。

Essentialでは問題のアカウントを無効化したうえで、今後同様のことが発生しないように対策を行ったという。影響を受けた約70人の顧客にはLifeLockの個人情報保護サービスを1年間提供するとのことだ。
typodupeerror

日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚

読み込み中...