オンライン会議サービスを提供するZoom、セキュリティ問題を誇張していたとして株主から訴えられる 8
さすがアメリカ 部門より
外出自粛によるリモートワークの推進を受け、リモート会議サービス「Zoom」の利用が増えているが、一方でこのZoomについてはセキュリティやプライバシ関連の問題が度々指摘されている(過去記事)。そのためZoomを使用禁止にする組織も登場しているが、このZoomを提供するZoom社の株主らが、同社がセキュリティを誇張しそれによって株価が暴落したとして訴訟を起こしたという(TechCrunch、Reuters)。
訴訟のきっかけになったのは、Zoomが同サービスのセキュリティを誇張し、また実際にはエンドツーエンドの暗号化を行なっていないにも関わらず、エンドツーエンドの暗号化を行なっていたと主張していたことだという。しかしZoomについてはプライバシやセキュリティの面で問題があるとの報告が相次ぎ、その結果同社の株式は下落したと株主らは主張している。