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暗号

Microsoft、人体の活動データを用いて暗号通貨を採掘するシステムの特許を出願 25

ストーリー by headless
採掘 部門より
人体の活動データを用いて暗号通貨を採掘する、というシステムの特許をMicrosoftが出願している(WO/2020/060606On MSFTの記事)。

仕組みとしては、サーバーから提供された何らかのタスクをユーザーが実行する際の身体活動データをクライアント側のセンサーで取得し、暗号通貨システムへ送信して一定の条件を満たすことが確認されたらユーザーに暗号通貨が支払われるというもの。サーバーはWebサーバーやゲームサーバー、アプリケーションサーバーなどで、ユーザーは特に暗号通貨採掘を意識することなくサービスを利用するだけでいい。センサーで取得する活動データとしては体の動きのほか、血流や脳波といったものも挙げられている。暗号通貨の採掘には膨大な計算が必要となるが、身体活動から生成されたデータに置き換えることで必要な演算能力を削減できるとのことだ。
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  • by Anonymous Coward on 2020年04月05日 12時02分 (#3791710)

    脳髄に電極ぶっ刺されて生体演算装置として生かされるんですね。

    • by Anonymous Coward

      「なるほど。これがリモートワークね...」

  • by Anonymous Coward on 2020年04月05日 12時19分 (#3791716)

    遅れたエイプリルフールとしても筋が通らないし、笑いどころもわからない。

    • この発明、On MSFTの記事だと人体活動をマイニングに活用して計算量を減らすような内容になっているんですがWO/2020/060606を読むと別の側面も見えてきます。
       確かにWO/2020/060606にもほんのちょっぴり計算量を減らせるよ!ということは書いてあるんですがその原理は書かれていません。一方、「ユーザーが(Botではなく)人間であることをReCapchaなどで確認する」「計算機が生成した乱数と生体信号を区別する」「タスクとしては広告や記事の閲覧がある」と書かれています。
       以上から予想されるのは、「広告をちゃんと見た」「記事をちゃんと読んだ」結果、報奨が暗号通貨の仕組みを利用してユーザーに渡されるシステムの発明なんじゃないかな、と。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2020年04月05日 12時46分 (#3791727)

      1. ポケットにスマホを突っ込んで、指定されたタスク(ラジオ体操とか、家事とか、引っ越し作業みたいな仕事とか?)を行う
      2. その際に記録された位置データ・加速度・角速度データをサーバにアップロード
      3. サーバは、データの特徴量から、ちゃんとタスクを実行して記録されたものかそうでないかを高精度で判定できる
      4. 本物と認定されたデータはログを残してあり、過去に取った本物のデータをちょっと弄ったり切り貼りして作られた偽データも見抜ける
      5. さらに、秘密の特徴が定められていて、それに合致したら暗号通貨のproof of workとして扱う

      とかかと想像したけど、色々無理があるし、もし3、4が技術的に可能だとしたら、
      最初に出てくる使い道はそれじゃないだろうという気もするし。

      あるいは、3、4は実現出来ればかなり美味しいのでマジメに研究してて、
      それはそれで妥当な特許を出してたりするおまけで暗号通貨も出てきた、とかかなぁ。
      4をやるなら「秘密の特徴」は何かしら必須になりそうだし。

      例えば、3、4がそれなりの精度で出来るなら、「公園の掃除をしろ、時給800円」みたいな仕事の受給を
      サーバを用意するだけで完全投げっぱなしの極めて低コストで実現出来て大層便利。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        仮想通貨の採掘はしてないじゃん。

        • by Anonymous Coward

          あなたの言う仮想通貨の採掘って何?
          仮想通貨は実体が無いのだから採掘してない、って言ってるのと大差ないと思う。

          # それはそうと記事タイトルが分かりにくいが

          • by Anonymous Coward

            いやいや、言うまでもなく仮想通過の採掘はハッシュ計算でしょ。

            • by Anonymous Coward

              言うまでもなくって、それ説明になってないから。
              ハッシュ計算は一つの手段であって採掘の要件ではないし、
              (#3791727)が(広義の)ハッシュ計算でないとも言えない(少なくともあなたはそれを論理的に示していない)。

              • by Anonymous Coward

                #3791727はproof of workとして扱うって言ってるだけで
                (広義の)ハッシュ計算だなんて頓珍漢な事は言ってないと思うぞ。
                ハッシュ計算以外の方法でブロックチェーン類似システムを構築する事は
                (機能するかはともかく)可能だとは思うが、それをもってハッシュ計算だと主張する事はできない。

                そもそもハッシュが特定の条件を満たす入力を総当たりするのをハッシュ計算と呼ぶのもあんまよろしくないんだが。

              • by Anonymous Coward

                そんなものを作ったとしても、それは仮想通貨とか暗号通貨と呼ばれているものとは全くの別物で、仮想通貨とも暗号通貨とも呼べないでしょ。

              • by Anonymous Coward

                言っていることは妥当だと思うけど、会話になってないよ。
                「(広義の)ハッシュ計算」の件は、「仮にハッシュ計算が採掘の要件だったとして」の話でしょ。

                > それをもってハッシュ計算だと主張する事はできない。

                「それをもって」じゃ話にならんでしょ。
                それを認めたら、ハッシュ計算が採掘の要件でないことになるし、
                認めないなら、ハッシュ計算でないという根拠を何ら説明していない。

              • by Anonymous Coward

                君さ、仮想通貨も暗号資産もわかってないよ。

        • by Anonymous Coward

          だねぇ。何でも良いからproof of workになるってんなら、最近流行りのFolding@Homeなりなんなり、
          無駄なハッシュ計算以外をベースにした暗号通貨が何でも成り立って、世の中が良くなる。

          もちろん、どこかの機関が役に立つ計算結果はproof of workとして採用してお墨付きを与える、という形の実装は出来るけど、
          それはもうその機関が勝手にユーザに付与しているポイントか何かであって、暗号通貨と呼べる代物ではなくなる。

    • by Anonymous Coward

      そんなに難しく考える必要はない。42の件だよ。

    • by Anonymous Coward

      古典的な資本主義=人間の労働時間とお金を交換する仕組み(を根底のシステムとしている)

      ビットコイン=CPUの稼働時間とお金を交換する仕組み(を根底のシステムとしている)

      Microsoftの特許=活動データを手がかりとして人間の活動とお金を交換する仕組み(を根底のシステムとする特許)

  • by Anonymous Coward on 2020年04月05日 12時22分 (#3791719)

    働いた気にはならなさそうだ

    • by Anonymous Coward

      専業主婦にとっては理解のない旦那に対して労働をちゃんと示せるからよいかもしれない

  • by Anonymous Coward on 2020年04月05日 12時33分 (#3791723)

    本日のタスクは「炭坑節を256周」です。
    とか?

  • by Anonymous Coward on 2020年04月05日 13時59分 (#3791749)

    全部当てずっぽか総当たりで計算する予定、値を決めるために使うのだろうか

    • by Anonymous Coward

      あるいはRSA公開鍵暗号での素数の代わり?

    • by Anonymous Coward

      昔、Z80系のパソコンで、キーボードの打鍵間隔や打鍵キーなんかを使って乱数シードに使っていたシステムがあったなあ。
      最近のIvy Bridge世代以降ではrdrand命令なんてのがあるし、そうではなくてもシステムのエントロピーを使った乱数シードがあるから、そんなことする必要がなくなったと思っていたのだが、アイデアは輪廻転生するらしい。

  • クライアントがパスワード文字列決めて、サーバがそれハッシュ化して保存しても、
    パスワード決めたのがクライアントでサーバがハッシュ化処理をしたって考えますよね。

    この記事だと、ハッシュ化に必要な文字列をクライアント側(人体)が生成したから、暗号通貨の採掘に関わる処理をクライアントが担ったと書いてあるように読めてしまう…のは寝起きだからか。

    • by Anonymous Coward

      バーコードバトラーで勝った方にポイントがつくぐらいのものですよね。
      バーコードを使うか、諸々の生体情報を使うのは差はあるものの。

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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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