緊急着陸したパイロット、「シフトが終わった」ため離陸を拒否したことが話題に 79
ストーリー by nagazou
安全安心 部門より
安全安心 部門より
1月16日、パキスタン国際航空のPK9754便が、荒天のため予定を変更してサウジアラビアの空港に緊急着陸したそうだ。その後再出発する手はずだったが、機長が離陸を拒否をしたという。理由は機長を務めていたパイロットが「勤務時間はすでに終わった」と主張したためだという。このことは一部欧米メデイアでも報じられて話題になったらしい(ニューズウィーク)。
ただニューズウィークの記事によれば、機長としては職場放棄を意図したものではなく、安全上の規定を重視したかったのだそうだ。この機は出発当時から遅延が生じており、サウジアラビアに緊急着陸した時点で機長の規定の就業時間を超えていたという。パキスタン民間航空局では、勤務時間を超過した者が乗務員として活動することを認めない規定となっており、機長としても注意力の低下による事故を未然に防ぐ意図があったとしている。
ただニューズウィークの記事によれば、機長としては職場放棄を意図したものではなく、安全上の規定を重視したかったのだそうだ。この機は出発当時から遅延が生じており、サウジアラビアに緊急着陸した時点で機長の規定の就業時間を超えていたという。パキスタン民間航空局では、勤務時間を超過した者が乗務員として活動することを認めない規定となっており、機長としても注意力の低下による事故を未然に防ぐ意図があったとしている。