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政治

在英エクアドル大使館がジュリアン・アサンジ氏に出した館内での行動に関する指令書(猫の世話含む) 13

ストーリー by headless
衛生 部門より
英国・ロンドンのエクアドル大使館が、長年保護しているジュリアン・アサンジ氏に対し、11日付で出したとされる大使館内での行動に関する指令書がリークしている(Código Vidrioの記事The Gateway Punditの記事The Guardianの記事The Vergeの記事)。

アサンジ氏は2010年にロンドンで逮捕されたが、保釈中の2012年に政治亡命を求めてエクアドル大使館に入り、現在まで滞在を続けている。大使館の外では保釈中に逃亡したアサンジ氏を逮捕しようと英警察が待ち構えているため、アサンジ氏は大使館外に出ることはできないものの、大使館内では比較的自由に行動できていたようだ。しかし大使館は3月、アサンジ氏がエクアドルと他国の間で外交問題を引き起こすような政治的発言をしないという約束を破ったとして、アサンジ氏のインターネットアクセスをブロックする。また、訪問者をアサンジ氏の弁護団に限定し、警備会社の契約も打ち切ったという。

リークした文書は(PDF)はスペイン語で書かれたもので、全9ページ、規定は32項目におよび、守られない場合はアサンジ氏に対する外交的庇護を打ち切ると明記されている。英訳が添付されるとの記載もみられ、英訳の文書(PDF)も公開されているが、(文書自体が本物だとして)アサンジ氏に渡された英訳と同じものなのか、リークしたスペイン語の文書を英訳したものなのか明確ではない。

規定は訪問者・通信・医療の3つに大きく分けられており、訪問者に関しては事前に書面による承認が必要なことや、訪問者を大使館が記録すること、規定を守らない訪問者は英当局に通報することなどが定められている。通信についてはWi-Fiサービス提供やアサンジ氏が使用できる通信機器、3月にブロックの原因となった外交上の問題を引き起こす発言を控えることなどが記載されている。

医療については定期検診を受けること、アサンジ氏や訪問者が大使館内のトイレなどの衛生を保つことなどが規定されている。また、アサンジ氏がペットの世話を責任を持って行うこと、世話をしない場合は動物保護センターを含む大使館外の誰かに引き渡すことが求められている。ペットの詳細は不明だが、アサンジ氏は大使館内で猫を飼っていることが知られており、大使館の窓からのぞく猫の姿が目撃されているほか、WikiLeaksでは「EmbassyCat」として子猫の写真入りグッズを販売している。

このような文書の規定に対し、WikiLeaksでは外交的庇護対象者を拘置所のような制約下に置くものだなどと批判している。また、パロディーアカウントによるツイートをアサンジ氏の発言と間違えてして紹介したBBC News(Internet Archiveのスナップショット)に対し、人権侵害の問題を猫の話に置き換えたなどと批判しているが、猫を無視できるメディアは少ないようだ。
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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