Facebookが1年以上前の事件に安否確認機能を有効化し、嘘ニュースを拡散する結果に 39
ストーリー by headless
嘘本 部門より
嘘本 部門より
Facebookが12月27日、1年以上前にバンコクで発生した爆弾テロ事件に対して安否確認機能を有効にし、嘘ニュースを拡散する結果となった(Bangkok Postの記事、
The Guardianの記事、
The Vergeの記事、
BetaNewsの記事)。
Facebookの安否確認機能は昨年11月からコミュニティーベースで有効化されるようになっている。仕組みとしては、Facebookがサードパーティーから事件発生の通知を受けると自動的にニュースアラートとして表示され、対象地域で多くのユーザーからの投稿があった場合に有効化されるとのこと。
情報の発信源はBangkok Informerというニュース記事の無断転載サイトとみられている。問題の記事はBBC NewsのYouTube動画からの転載で、12月27日に掲載されているが、内容は2015年8月に発生したエラワン廟での爆弾テロ事件を報じたものだ。記事についたコメントもYouTubeユーザーのコメントを転載しただけのようで、すべて2015年8月の日付になっている。Bangkok InformerのWebサイトはメンテナンス中となっているが、今回の記事だけでなく、同事件の記事を異なるソースからたびたび転載していたらしい。
本件について、Facebookは現地の英語メディア4社が報じていることを確認したと述べているという。しかし、報道の内容は土地をめぐるトラブルにあった男性が27日午前、政府により正義が行われることを求め、政府貯蓄銀行の屋上から大きな爆竹を政府の建物に向かって投げたというものだ。その1社であるBangkok Postによれば、この件を「爆発」と報じた記事は4社のうち1件もないとのこと。
Facebookの安否確認機能は昨年11月からコミュニティーベースで有効化されるようになっている。仕組みとしては、Facebookがサードパーティーから事件発生の通知を受けると自動的にニュースアラートとして表示され、対象地域で多くのユーザーからの投稿があった場合に有効化されるとのこと。
情報の発信源はBangkok Informerというニュース記事の無断転載サイトとみられている。問題の記事はBBC NewsのYouTube動画からの転載で、12月27日に掲載されているが、内容は2015年8月に発生したエラワン廟での爆弾テロ事件を報じたものだ。記事についたコメントもYouTubeユーザーのコメントを転載しただけのようで、すべて2015年8月の日付になっている。Bangkok InformerのWebサイトはメンテナンス中となっているが、今回の記事だけでなく、同事件の記事を異なるソースからたびたび転載していたらしい。
本件について、Facebookは現地の英語メディア4社が報じていることを確認したと述べているという。しかし、報道の内容は土地をめぐるトラブルにあった男性が27日午前、政府により正義が行われることを求め、政府貯蓄銀行の屋上から大きな爆竹を政府の建物に向かって投げたというものだ。その1社であるBangkok Postによれば、この件を「爆発」と報じた記事は4社のうち1件もないとのこと。