TSAが採用した「行動パターンから要注意人物を特定する手法」、信頼性は低い 8
ストーリー by hylom
明らかに不審な人だからといって犯罪者というわけではない 部門より
明らかに不審な人だからといって犯罪者というわけではない 部門より
eggy 曰く、
米運輸保安庁(TSA)が2007年より9億ドルをかけて開始している「SPOT(Screening of Passengers by Observation Techniques)」プログラムは、旅客の行動を観察・分析することで飛行中の安全を脅かすリスクのある人物を特定するという手法だ。しかし、これは科学的な根拠に欠けるとして、米会計検査院(GAO)が議会および大統領に対して同プログラムへの予算取消を求めているとのこと(本家/.、The Verge記事)。
SPOTプログラムには膨大な予算が注ぎ込まれたが、同プログラムを調査したGAOによると、この手法では「たまたま犯罪者を見つけるのと同等、もしくはそれよりわずかに高い確率」でしか犯罪者を見つけられないという。
GAOが、行動パターンから要注意人物を特定する職員(BDO)25人に対してインタビューを行ったところ、21人が手法の一部は主観に基づいていると答えている。また2011と2012年のデータを分析したところ、BDOが旅客の行動パターンから危険人物と特定して、更なるスクリーニングを行った照会の割合は空港ごとに差があり、同手法は信頼性に問題があるとしている。
TAS監視くらいで済む世界だといいなぁ (スコア:2)
TASさんに仮想空間で犯人の行動を追跡・逮捕させるプログラムかと思った。全然違った。
でも、空港の人の動きを仮想空間でトレースさせてTASさんに捜査協力させても結構いけたりして。
それにしても25人のインタビュー程度で中止が求められる9億円のプログラムって何だ。
その金額でそのまんま人の雇用でも、それなりの期間で雇用創設ができていい気がしないでもない。
もし犯人特定のプログラムが中途半端でも実施したいと言うなら
本当の目的は空港等に監視網を敷く事なんじゃないかと思えないでもない。
(高額なのは監視機器とインフラ網も含んでるかなという勝手な想像だけど。二重否定多いな)
まぁ実際の所は分からない。
しかしテロ対策などを理由にした「監視」体制の強化が派手に行われている気がして怖い。
NSAの事もあったのに、何も起きなきゃ政権批判されそうな監視に投資って何が起こっているのやら。
行動パターンから要注意人物を特定する手法 (スコア:2)
常に油断無く周囲を警戒し、移動しない時は壁を背にする。
時間厳守。フライトより早めに搭乗窓口に出向き、空港職員の様子及び発着状況を偵察する場合がある。
正確性よりも信頼性を優先し、スイスの高名な時計職人の自動巻時計を愛用。
カードではなく現金を、必要に応じて様々な国の紙幣で十分用意して携行する。
下着は(衣服などで覆われた)ブリーフ。
俺「…何者だろう、ただものではない気がする(迫真)」
事案が発生 (スコア:1)
いろいろ [naver.jp]あるみたいですが, 最近のものでは「男が無言で早足で歩くという事案が発生」というのが.
プロファイリングって (スコア:1)
統計処理で該当しそうな集団を求める訳だからサンプル数が少ないと変な結果がでるよね?
たぶんデータの集積と分析ポイントが足りないのでしょう。
犯罪捜査でのプロファイリングも何十年という積み重ねがあって、やっと大雑把な集団を示す程度。
旅客の場合、何年のデータ集積が必要になるやら……細く長く積み重ねて行けば、ヒント程度は出そうだけど。
# たぶん、本気でテロやる人には通用しないだろうけど。
# この種の監視にひっかからないように"行動"するだろうから……
notice : I ignore an anonymous contribution.
Re:プロファイリングって (スコア:1)
これで操作は半分終わったようなものですね。
#残りの半分は自白です。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
SPOTに引っかかる奴は犯罪者だ
SPOTに引っかからないのはよく訓練された犯罪者だ
ホント シャバは地獄だぜ! フゥハハハーハァー
Re: (スコア:0)
だって、「Spot」って、その名が示すように入国して欲しくない「特定」人物を
合法的に入国拒否する時に使う筈だったんでしょ。
#悪く思うなよ、お前そっくりのテロリストがいてSpotが誤認識したんだ。
#でもそのテロリストは何故か似ても似つかない。