Windows 10のLinuxサブシステムは新たな攻撃経路となるか 37
これでLinuxを狙う攻撃が増えたら嫌だが 部門より
先日公開されたWindows 10 Anniversary UpdateではLinuxサブシステムが搭載され、Windows上でBashやUbuntu環境が利用できるようになっている。しかし、これによって新たな脆弱性も生まれている模様。eWeekの記事によると、米国で開催されたセキュリティ関連イベント「Black Hat USA」にて、早速これらについての指摘があったようだ。
記事によると、すでにいくつかのセキュリティ問題がMicrosoftに報告されており修正されているようだ。また、これ以外にも未発見の脆弱性が潜んでいる可能性はある。さらに、Linuxサブシステム上で実行されるアプリケーションはWindowsのセキュリティ機能であるAppLockerの対象外であることから、Linuxサブシステムを経由してWindows本体側を攻撃するようなアプリケーションが登場する可能性もあると指摘されている。