パスワードを忘れた? アカウント作成
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
2022年6月16日のセキュリティ記事一覧(全2件)
15700175 story
ビジネス

SMSを悪用したスミッシング被害増加中。一方で攻撃者のレベルは低下か 19

ストーリー by nagazou
手口 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

半導体・セキュリティ事業のマクニカは8日、SMSを悪用したフィッシング詐欺である「スミッシング」の対策等をまとめたレポート「スミッシングの実態と対策」を公開した。スミッシングは、フィッシング行為の一種で、SMSを悪用して受信者を偽のウェブサイトに誘導、個人情報を盗み取る手口。このレポートでは実際に観測されたスミッシング手口から犯罪手口の変化を考察、各事業者を巻き込んだ犯罪エコシステムとスミッシング対策フレームワークを図解している(マクニカリリースASCII.jp)。

この犯罪エコシステムでは、情報バイヤーやフィッシャー(実行犯というべきか)、配達の受け子と商品を市場に還流するブローカーの存在があるとしている。また、スミッシングの総量が増えているが偽サイトのブランド名とSMSの文面が一致していなかったり、SMS文面の日本語が不自然などオペレーションレベルの低い人々が参入するようになってきたことや分業化が起こっていると推測している。

15701125 story
AMD

x86 CPUに新たなサイドチャネル脆弱性「Hertzbleed」が見つかる。リモートでも攻撃可能 45

ストーリー by nagazou
今回そこまで深刻ではないそうです 部門より
テキサス大学やイリノイ大学らの研究チームは14日、最新のx86プロセッサに新たなサイドチャネル攻撃が可能な脆弱性「Hertzbleed Attack」があったと発表した。研究チームはHertzbleed Attackを用いることで、対象となるCPUの暗号化を突破できると主張しているそうだ(Hertzbleed Attack窓の杜GIGAZINE)。

この攻撃は周波数を動的に変更して消費電力を削減するIntelの「Turbo Boost」やAMDの「Precision Boost」といった周波数スケーリング技術と単純電力解析のサイドチャネル攻撃を組み合わせて実現しているようだ。周波数スケーリング技術に存在する「計算処理の実行時間が消費電力に依存する」という特徴を悪用したという。研究チームはこの脆弱性を用いて、実際に暗号アルゴリズム「SIKE」の暗号化キーをリモート取得することに成功したとしている。

影響を受けるCPUに関してはIntel製プロセッサに関してはすべてで、同社は開発者向けにHertzbleed Attackの対策ガイダンスを公開している。脆弱性の深刻度はCVSSのベーススコアで「6.3」(Medium)となっている(Frequency Throttling Side Channel Guidance)。AMD製プロセッサに関しても、Ryzen ThreadripperやRyzen 2000シリーズ以降のCPUといった比較的新しいものに関してはほぼすべてに影響があるようだ(Frequency Scaling Timing Power Side-Channels)。

ただ研究者らが提案した緩和策が、CloudflareやMicrosoftによって展開されているとのことで、深刻な問題にはならない模様。
typodupeerror

日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

読み込み中...