
日本人は「サイバー攻撃で狙われている」という意識が少ない傾向にある? 39
ストーリー by hylom
でも皆セキュリティソフトは入れる 部門より
でも皆セキュリティソフトは入れる 部門より
Kaspersky Labなどが21か国・1万2546人を対象に行った調査結果によると、自分がサイバー犯罪者の標的になりうると考えていると考えていると回答したのは21%で、また中高年ユーザーにおいては14%だったそうだ(BIGROBEセキュリティ)。
また、マルウェアに感染したことがあるというユーザーは22%、中高年ユーザーにおいては12%だったが、回答者全体のうち20%が「脅威に遭遇した中高年層の近親者がいる」と回答しているとのこと。
さらに日本の回答者については、自分がサイバー犯罪の標的になりうると回答したのはわずか11%で、またコンピューター、タブレット、スマートフォンに一切パスワードや認証を設定しない人は25%に上るという。
直接のターゲットと踏み台と (スコア:5, すばらしい洞察)
IT業界ではない人や、業界でもセキュリティに詳しくない人の中には
「俺を狙ってもしょうがないしww」
って意識の人が結構いる。
「別に金持ちじゃないし重要な情報持ってるポジションじゃないし」とか。
そういう人の頭の中では、サイバー攻撃というと
自分の情報や持ち物、財産のみがターゲットだと思っていて、
自分が踏み台にされるケースの想定が無いんだよね。
例えばPCを乗っ取ってDDoSや各種BOTの発信源にされるケースは全く想定外。
オンラインゲームでも
「俺のアカウントをハックしたって何も無いしww」
みたいな人がよくいる。
でも実際は何も無くても利用価値は充分ある。
乗っ取られてRMTやアカウントハックされたアイテムの売り子にされたりするケースとか。
長い間使ってない休眠アカウントが乗っ取られて悪用され、
それが運営にチェックされて本人の知らぬ間にBANされていたりする。
攻撃というのは情報・モノが奪われるケースだけじゃなく、現実か仮想世界に限らず
あなたというキャラクターそのものだけでも利用価値はあるんですよ
ということを周知しないといけないと思える。
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/* SHADOWFIRE */