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携帯通信

PHSがサービス終了

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
1月31日24時をもって、Y!mobilePHSサービスを終了し、この時刻以降、サービスが順次停止、約25年半の個人向けのPHSサービスが完全に終了する。

引き続きY!mobileを利用する契約者には様々な優待サービスが提供されており、既に移行した方も多いだろう。契約後に利用者本人がネットで手続きする必要があるが、メールアドレスも引き続き利用できる。また、停波後も、優待サービスが提供され、メールアドレスの継続も3月31日まで手続き可能となっている。

Y!mobileによるPHS25年史にこれまでのPHSの歴史が記されている。
それによると、試験運用が始まったのが1995年7月、その後、低料金が受けて若者を中心に大ヒットしたものの、携帯電話との競争に押され、DDIポケットからウィルコムへの社名変更を経て、ソフトバンクのY!mobileに買収され、時折盛り返したものの、サービス終了となった。なお、当初は昨年7月末でサービス終了の予定だったが、新型コロナウイルスの影響を受け、利用者の利便性を考慮し、終了が半年延期された。
サービス開始から今日まで、Pメール、DataScope(京セラ製の多機能端末)、携帯電話との相互通話開始、エッジ、feelエッジ、Airエッジつなぎ放題(定額制インターネットの先駆け)、「AH-K3001V」(京セラ製端末、「京ぽん」の愛称で親しまれた)、ウィルコム定額プラン(定額通話サービスの先駆け)、国内初のスマートフォン発売、だれとでも定額(他社携帯電話との定額通話サービスの先駆け)、もう一台無料キャンペーンなど、業界初を含め意欲的な技術、サービス、製品を提供してきた。

個人的には、現在の携帯電話すら上回る音質の良さや低価格での通話、SMS、メールの定額サービスが魅力で、ぎりぎりまで使い続けた。「京ぽん」も気に入って長く使った。

停波まで使い続ける方はいるだろうか(もしいたら停波の瞬間をレポートしてほしい)。皆様のPHSの思い出やエピソード、気に入った製品やサービスは何だっただろうか。移行後はどの会社や製品にした(する)だろうか。
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