GDPが戦後最悪の落ち込みに。緊急事態宣言の影響大きく

nagazou 曰く、

緊急事態宣言の影響が出た4月から6月のGDPの伸びは、国内のGDP（国内総生産）の速報値は、前の3か月と比較すると7.8％減だった。特殊状況なのであまり意味はないと思うが、これを年率換算すると27.8％減となったとしている。リーマンショック直後（09年1～3月期）の率17.8％減を超えており、比較可能な1955年以降でもっとも悪い数字であるという（日経新聞、東京新聞、SankeiBiz、テレ東NEWS）。

項目別には「個人消費」はマイナス8.2％、「輸出」はマイナス18.5％だった。個人消費は1980年代以降では最悪だったとされる14年4~6月期（4.8％減）を超えた。企業の設備投資も1.5％減と第2四半期ぶりのマイナスになった。輸出に関しては、自動車の輸出、外国人観光客の減少により落ち込んだことから18.5％減となったとしている。

6月に関しては特別定額給付金などの効果で若干持ち直しているようだ。17日に行われた記者会見で、西村経済再生担当相は、緊急事態宣言で人為的に経済を止めていたことが影響したと話しているという。