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『Loopamp 2019-nCoV 検出試薬キット』発売に関するお知らせ 1

タレコミ by pongchang
pongchang 曰く、

LAMP 法: Loop-mediated isothermal amplification の略で、2 本鎖 DNA 、6 つの領域を認 識する 4 つのプライマー、鎖置換型 DNA polymerase 、基質等を同一容器に入れ、 一定温度(65 ℃付近)下で、増幅から検出までを 1 ステップで行うことができます。
RNA 抽出の所要時間は、検体数に応じて 20 分から 90 分程度かかります。 鋳型が RNA の場合でも、逆転写酵素を添加し、DNA と 同様に増幅が可能です。
リアルタイム濁度測定装置LoopampEXIAは遺伝子増幅時の副産物であるピロリン酸マグネシウムの濁度を測定する ことにより標的遺伝子の有無を判定します。[報道資料pdf]

増幅は35分でも、RNAの抽出の分の時間を入れると1時間半くらい。すでに機器が納品されている病院の検査室でも、通常の病院勤務臨床検査技師は日常的に業務として扱わないRNAの抽出と言うひと手間と、バイオセイフティーレベル 2以上に適合させるという壁があるが、検査の選択の幅が広がる


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  • 理屈は栄研と同じだが、開発は別物。
    http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/info/news/news3074.html

    まずは感染者に医療行為を行った医療従事者を対象に本検査システムを使用し、長崎大学が臨床研究を実施いたします。
    今回の研究では、現行のリアルタイムPCR法と同様の前処理(ウイルス遺伝子の抽出)を行いますが、開発段階において、咽頭又は鼻腔ぬぐい液を熱処理(95℃、10分)してウイルスを不活化するという極めて簡便な前処理のみでも、抽出処理したものと同等の感度・検出時間でウイルスの遺伝子を検出できることを確認していますので、今回の臨床研究で検証する予定です。本システムがより簡便で迅速な検査となるよう、安全性や操作性も含めて更なる改良に取り組みます。

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