パスワードを忘れた? アカウント作成
14107185 submission
NASA

ボーイングの有人宇宙船、打ち上げ後に重大なソフトウェアのバグを修正していた

タレコミ by AC0x01
AC0x01 曰く、

昨年12月に国際宇宙ステーション (ISS) への無人テストフライトを行ったボーイングの有人宇宙船「スターライナー」だが、実は打ち上げ後に重大なソフトウェアの不具合が発覚、緊急修正が行われていたことが報じられている(TechCrunch, Gigazine, Slashdot)。

この無人テストフライトでは、ミッション経過時間タイマー (MET) のズレによりエンジン噴射時間が変わり、予定していたISSへの到達を果たすことができなかった。一方で宇宙船は無事に地球に帰還を果たし、システムの安全性は確認されたとの見方もみられた。ところがその後の航空宇宙安全諮問委員会 (ASAP) において、打ち上げ後に他にも重大なソフトウェアの不具合が見つかっており、飛行中にバグ修正がされていたことが指摘された。

不具合は地球帰還の2時間前に修正されたが、もしこの不具合が残ったままであれば、サービス・モジュールの分離中にスラスターの制御ができなくなり、最悪の場合は帰還に失敗していた可能性もあるという。ASAPは一連の問題を深刻に捉えているという事で、ボーイングにソフトウェア検証プロセスの見直しを求めるとともに、それが完了するまで次の打ち上げは延期すべきとも述べているという。

この議論は、 ログインユーザだけとして作成されたが、今となっては 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

読み込み中...