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大気汚染を減らすことができれば何百万人もの人々がうつ病になるのを防げる

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
大気汚染のひどい地域に住む人はうつ病や自殺率が高いという研究発表が行われた。同様の研究は以前からあったが、今回のものは「Environmental Health Perspectives」に掲載されたもので、厳格な品質基準を用いて、2017年までに公​​開された16か国からの研究データをもとに作られたという。

分析されたデータによれば、うつ病はPM2.5として知られている大気汚染粒子のレベルが、1年以上1立方メートルあたり10マイクログラム(10µg/m 3)増加した人は、うつ病になるリスクが10%高くなるという。インドのデリーは114μg/m3と非常に高く、カナダのオタワは6μg/ m3ほどだった。英国の都市のPM2.5の平均レベルは13µg / m 3だった。研究者は、これを世界保健機関(WHO)が推奨する10μg/m3まで下げると、都市居住者のうつ病を約2.5%減らすことができると推定している。

この研究では、世界中の大気汚染をEUの法律基準にまで下げることで、何百万人もの人々がうつ状態になることを防げると示唆している。汚染は車両や家庭および産業で化石燃料を燃焼させることによって生成される。汚れた空気から微粒子が血流と鼻の両方を介して脳に到達する可能性がある。空気汚染が炎症の増加、神経細胞の損傷、ストレスホルモン産生の変化に関係しているという。研究者らは、この研究がWHOの空気汚染における「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に取り組むきっかけとなるだろうとしている(TheGuardianSlashdot)。
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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