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Waymoの「主任渉外役員」マワカナ氏、メディアが自動運転への過剰な期待感を煽っていると発言

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
Googleの親会社Alphabetの傘下で完全無人型の自動運転タクシーを開発するWaymoで"Chief external officer"を務めるTekedra N. Mawakana氏はBusiness Insiderが主催したカンファレンスで発言し、同社に寄せられた期待感は時に現実離れしており、メディアがそれに寄与しているなどと述べた。

Waymoは自動運転技術においては最も高い技術を持ち、カリフォルニア州が提出を義務付けている年次実験報告書の2018年度版によれば、総走行距離は1600万キロ以上、コンピュータが判断不能となるか運転手が不適切な操作と判断する自動運転の解除間隔も走行1000キロあたり0.06回と経験を積んでいる。二番手にはGM傘下のCruise(0.12回)、Zoox(0.33回)などが続く。車両メーカーについては、日産が2.97回とトップベンチャーに匹敵する成績を出しているほかは、BMWが137.20回、トヨタが246.06回、ホンダが286.46回など存在感は薄い。

Waymoは2017年ごろから、レベル4未満の自動運転は危険なものである、同社の技術ならば都市部においても無人で自動運転が可能になる、自動運転タクシー事業を2020年までに提供開始できる見立てがあるなどと対外的に繰り返し宣伝していた。一方で競合のUberとのコアメンバー引き抜き、情報漏洩など問題も続き、2019年秋の現時点においても完全無人での自動運転は公には確認されていない状態にある。レベル4自動運転の実現が困難となれば、レベル4と同等以上の能力を要するレベル3の実現は同じく困難だが、自動運転技術は当面、運転手の厳しい監視が必要になるレベル2のまま普及することになるのだろうか。

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