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エボラ出血熱の治療新薬が2種類登場。旧来品よりも高い効果

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
エボラ出血熱の新しい治療薬が実験でうまく行きつつあるようだ。臨床実験は2018年11月から、エボラ出血熱の感染が深刻なコンゴ民主共和国東部にある4つの治療センターで行われた。臨床実験に使用された薬は、従来のエボラ出血熱治療薬であるZmappやremdesivirの2種類と、Regeneron Pharmaceuticalsという製薬会社が開発したREGN-EB3、アメリカ国立アレルギー・感染症研究所が開発したmAb114という2種類の新薬。

681人の患者に投与した実験データによると、従来の治療薬であるZmappが投与された患者の死亡率は49%、remdesivirを投与された患者では53%の死亡率だった。対して、REGN-EB3で治療された患者の死亡率は29%、mAb114では34%と、2つの新薬は高い治療効果を発揮することが判明した。

さらに、体内のウイルス量が少なく感染後間もない段階の患者に対しては、REGN-EB3による治療を受けた患者の死亡率がわずか6%、mAb114では11%にまで低下したとしている。今後の患者には2種類の新薬を用いて治療にあたると説明している。

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