アルツハイマー病の血液検査技術に進展。安価に検査ができるように
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
16日にロサンゼルスで開催されたアルツハイマー病協会国際会議(AAIC)で、アルツハイマー病および他の認知症の血液検査技術の進歩が発表されたという。とくに血液検査により、アルツハイマー病のリスクを図る技術については、多くの実験結果が報告された。それによれば、88%まで正確に計測できるようになったという。
通常、アルツハイマー病の症状が現れる前に起こる脳の変化は、陽電子放出断層撮影(PET)スキャンもしくは、髄液中のアミロイドおよびタウタンパク質を測定することによってのみ評価できる。しかし、これらの方法は高価であることから、簡単で広く利用可能な診断ツールが求められていた。
この技術は昨年1月、国立長寿医療研究センターの中村昭範医学博士らが発表した手法が元になっている。同市によるテストでは、アルツハイマー病の人の92%が正しく識別され、アルツハイマー病ではない人は85%が正しく除外された。全体の正確度は88%であったとしている(CBS NEWS、エキサイトニュース、Slashdot)。
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