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ノバルティス、アレルギー反応そのものを止める花粉症対策新薬 1

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
抗体医薬と呼ぶ新しいタイプの花粉症治療薬が登場した。スイス製薬大手のノバルティスが2月に臨床試験(治験)で有効性を確かめたと発表した。

現在の治療薬はヒスタミンの働きを邪魔したり、神経や血管への働きを抑えたり、アレルギー反応による炎症を和らげたりする。対して、抗体医薬は免疫反応によって作られる免疫グロブリンE(IgE)の働きを邪魔することでアレルギー反応そのものを止め、発症を抑えるという。

今回発表されたノバルティスの抗体医薬「オマリズマブ(一般名)」はアレルギー性ぜんそくの治療薬として開発された。投与すると、IgEが肥満細胞に結合できなくなり、活性化するのを防ぐとしている。国内の治験では、既存の治療薬が効かない患者で症状が大幅に軽くなったとしている。

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  • ノバルティス報道資料 [novartis.co.jp]主要評価項目である症状ピーク期の鼻症状スコアの平均値の群間差(オマリズマブ群 − プラセボ群)は−1.03であり

    アラミストというステロイドの点鼻で「本剤110μg群で−1.95、220μg群で−2.14、プラセボ群で−1.16であり、本剤群はプラセボ群に比し有意なスコアの減少が認められた」くらいなので、効いても著効するわけではない。他の薬を上乗せ上乗せして1点ずつ削るのが精々の鼻症状スコアなので、上乗せするのが3剤目4剤目になっても辛抱がたまらないならオマリズマブに手を出すくらいな話になる。
    投与量はIgEの血清中の量によって変わるが、60kgの体重のひとで4週おきの皮下注射で一回150~600mgを投与することになる。150mgで45578円/瓶なので1点を得るにはかなりの金額が必要である

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