米ペンス副大統領、Googleの検閲対応検索エンジン開発を止めるべきと発言

あるAnonymous Coward 曰く、

Googleは中国政府の検閲に対応する「Dragonfly」と呼ばれる独自の検索エンジンの開発を計画している。こうしたGoogleの中国政府に迎合する姿勢に対して、Google社内や世界中の人権団体からは批判の声が挙がっているという。そんな中、トランプ政権のナンバー2であるマイク・ペンス副大統領からも、直接批判的な意見が出たそうだ。同プロジェクトに関しては、超党派の上院議員団からも厳しい追及を受けているが、トランプ政権が公の場で非難するのは、ペンス氏の発言が初めてだとしている。

ペンス氏は、ワシントンの保守系シンクタンク、ハドソン研究所で行った講演で、トランプ政権が中国に対して抱える様々な不平不満を表明。その上で「例えば、Googleは今すぐ、『Dragonfly』アプリの開発を止めるべきだ」とし、ドラゴンフライは「中国共産党の検閲を強化し、中国人顧客のプライバシーを侵害することにつながる」と述べたという（WSJ、GIGAZINE、Reuters、Slashdot）。