Bloombergが中国がマイクロチップ使ってハッキングを仕掛けたと報道。Appleなどは否定

あるAnonymous Coward 曰く、

Bloombergによると、エレメンタル・テクノロジーズ製サーバーに使用されていたスーパーマイクロ製マザーボード上にコメ粒ほどの大きさのマイクロチップが組み込まれていたのが見つかったという。問題のチップが埋め込まれたサーバは、30社近くの企業に納品され、その中にはAmazonやAppleも含まれていたとされる。

記事似ると、最高機密の捜査が始まり、3年以上が過ぎた今も完了していない。だが、捜査官らは問題のチップが操作されたサーバーを含むいかなるネットワークにもアクセスすることを可能にするものだと結論付けたという。事情に詳しい複数の関係者によれば、チップの埋め込みは中国の製造下請け会社の工場で成されていたとされ、中国人民解放軍の関与が疑われている。

これに対し、AppleとAmazonはBloombergの報道を全面的に否定した。Appleはこれに対し、悪意あるチップを発見したという事実もなければ、ハードウェアを外部から操作されたこともなく、サーバの脆弱性も見つかっていないとし、報道を全面的に否定。AppleはBloombergに対し、過去12カ月にわたりそのような事実はないと説明を繰り返してきたと主張、今回の報道に遺憾の意を示しているとしている（iPhone Mania、ITnedia、日経XTECH、Slashdot）。