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インターネットの父、IPv6への移行ペースに不満

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
6月6日は「World IPv6 Launch」の6周年記念日だったそうだ。World IPv6 Launchが開催された2012年6月6日から、IPv6への移行は大幅に進んでいる。2012年当時、IPv6経由でGoogleのサービスにアクセスするユーザーはわずか1%に過ぎなかったが、現在ではその割合が約25%まで拡大しているという。

しかし、IPv6への移行は進んでいるものの、「インターネットの父」と呼ばれるVint Cerf氏は移行のペースが遅いと考えているという。十分なIPv4アドレス空間を持っているので、IPv4枯渇問題は無視してもかまわないと考えるISPや大企業のIT部門に対して、Cerf氏は「IPv6への移行に取り組むべきときが来ている」というメッセージを発した。

2018 World IPv6 Launchレポート[PDF]によると、T-Mobile USAなどの一部のモバイルネットワークは、IPv4をオフにしてIPv6のみを稼働させることで、すぐに運用を簡素化することを目指している。モバイルネットワークのIPv6導入率は、ベライゾン・ワイヤレスが84%、スプリントが70%、T-Mobile USAが93%、AT&T Wirelessが57%となっている。IPv6トラフィックが15%を超える国は24あり日本もその一つ。そのほかには米国、カナダ、ブラジル、フィンランド、インド、ベルギーなどがあるとしている(ZDnetZDnet Japan EditionCOMPUTERWORLDSlashdot)。
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