米国、中国に「健康寿命」で追い抜かれる
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
中国は2016年、誕生時に見込まれる健康寿命の長さで世界37位となり、40位となった米国を初めて追い抜いたそうだ。統計によると、誕生時に見込まれる健康寿命は、中国が68.7年、米国は68.5年だった。寿命全体の長さでは、依然米国が78.5年と中国の76.4年を上回っているが、米国人の最後の10年は健康とは言えないという。健康寿命が最も長かったのはシンガポールの76.2年、次いで日本、スペイン、スイスなどとなった。
全寿命が最も長かったのは日本の84.2年で、2016年生まれの人は来世紀を経験する最初の世代になる。中国は全寿命も延びており、ロイターの計算では2027年ごろに米国を追い抜くことが見込まれる。米国の健康寿命は2014年に79年でピークを迎え、以後長年で初めて短縮に転換。オピオイドを中心とする薬物の過剰摂取による死亡や自殺などの増加が反映されているとみられているとしている(毎日新聞、Reuters、Slashdot)。
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