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Tesla、Consumer Reportsの認定を逃したModel 3のソフトウェアを更新する計画

タレコミ by headless
headless 曰く、
Tesla CEOのイーロン・マスク氏は、Tesla Model 3がConsumer Reportsの推奨製品に認定されなかったことを受け、問題点として指摘されたブレーキ性能をソフトウェア更新で修正する計画を明らかにした(Consumer Reportsの記事[1][2])。

Consumer Reports(CR)の制動距離テストは時速60マイル(約97km)でブレーキをフルに踏み込み、停止するまでの距離を測るというもの。テストとテストの間ではおよそ1マイル走行してブレーキを冷やす。なお、Teslaでは時速60マイルのModel 3が停止するまでの平均距離を133フィート(約41m)だと説明している。

しかし、実際のテストでは1回目がおよそ130フィートと短かったものの、繰り返した結果は152フィート(約46m)。翌日までブレーキを冷やしても改善せず、個人所有のModel 3を借りてテストした結果も同様だったという。この結果はほかの高級コンパクトセダンだけでなく、より大型のModel Xよりも悪い結果とのこと。

このほか、エアコンの風向きを変えるといったシンプルな操作でも数ステップのタッチスクリーン操作が必要になることや、乗り心地の悪さ、高速走行時の風切り音の強さが減点の対象になった。一方、航続距離は高く評価されている。特に回生ブレーキを強く効かせたモードでは、CRのテストで過去最高の航続距離350マイル(約563km)を記録したという。回生ブレーキを弱めた場合でも310マイルの走行が可能だったとのこと。

マスク氏によれば、Teslaのエンジニアはブレーキ性能の低さをキャリブレーションの問題とみなして修正の確認を進めており、近くOTA配信する計画だという。また、現在の生産分は乗り心地や風切り音の問題に対する改善が行われているといい、車内での各種操作も改善策を検討しているそうだ。CRではOTAでブレーキの性能が改善されれば、再度テストを行うと述べている。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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