米国政府、5月のランサムウェア「WannaCry」には北朝鮮が関与と断定
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
2017年5月に世界で猛威を振るったランサムウェア「WannaCry」について、米大統領補佐官のトーマス・ボサート氏(国土安全保障・テロ対策担当)は19日、北朝鮮によるサイバー攻撃だったと断定した。
これに関連して米Microsoftは19日、WannaCryの攻撃にZINC(別名ラザルス[Lazarus Group])と呼ばれる組織が関与していたことを突き止めたと発表。先週、ラザルスが利用するマルウエアを妨害し、顧客のコンピューターからマルウエアを駆除し、「サイバー攻撃の遂行に使われていたアカウントの機能を停止させた」とコメントしている。
ボサート氏は、今回の判断は証拠に基づくもので、英国など他国も北朝鮮を名指ししていると説明し、Microsoftの発表にも言及した。「彼らはほとんど抑制されないまま、もう10年以上も悪行を重ねてきた。その悪徳行為は悪質性を増している。WannaCryは見境のない暴挙だった」と非難した。
日本政府も菅義偉官房長官は20日午前の記者会見で、「わが国として事案の背後に北朝鮮の関与があったと承知している」と回答している(nrp、ITmedia、Newsweek、産経新聞、Slashdot)。
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