Valveと日本ゲームメーカーなどがEUの独占禁止法の疑いで調査
タレコミ by taraiok
taraiok 曰く、
Steamを運営しているValveは現在、EUの欧州委員会に独占禁止法の疑いで調査されている。原因は特定の地域のみでサービスを展開する地域ブロッキングシステムだ。この地域ブロッキングシステムはValveと5つのゲームパブリッシャーの間で合意されているものだという。該当するパブリッシャー名はバンダイナムコ、カプコン、フォーカスホーム、コッホメディアそしてZeniMaxとなっている。これらの企業は、サービス地域によってゲームへのアクセスや価格制限などを設定しており、これが合法かどうか調査するという(BetaNews、slashdot)。
これと同時に欧州委員会はASUS、デノンとマランツ、フィリップス、パイオニアといったハードウェアメーカーに対して価格操作に関する調査を開始する。この4つのエレクトロニクスメーカーは、小売店に対して製品価格を制限している疑いが持たれている。日経新聞の報道によれば、電気製品、ビデオゲーム以外にもホテル宿泊の分野でも調査が行われているという。日本企業を含む15社が調査対象であるとのこと。
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