政府、COVID-19第7波入りで対策。東京都は27日には約5万3482人にまで増える予測も
タレコミ by nagazou
nagazou 曰く、
政府は14日、COVID-19「第7波」に入ったとの見方が強まったことを踏まえ、主要な駅や空港で100カ所以上の臨時無料検査拠点を整備するほか、現在60歳以上となっている4回目のワクチン接種の対象範囲を、医療従事者と高齢者施設のスタッフなどにも拡大すると発表した。現時点では、まん延防止等重点措置などの行動制限は考えていないとしている(時事ドットコム、NHK)。
合わせて7月前半の開始を目指してきた観光需要喚起策「全国旅行支援」の延期についても発表された。斉藤鉄夫国土交通大臣は14日、「全国旅行支援を実施する状況にはないと判断した」と説明。14日までとなっていた都道府県の旅行支援策「県民割」については、8月31日宿泊分まで延長するとしている(時事ドットコム、FNNプライムオンライン[動画])。
なお閣内では米国出張中の牧島かれんデジタル大臣が要請と判断され、ホテルで隔離されているという。また政治家では初代ワクチン担当相を務めた河野太郎氏の感染も報じられている(TBS NEWS DIG、毎日新聞)。
また東京都はCOVID-19感染状況の警戒レベルを最高レベルの「最も深刻なレベル」に引き上げた。医療提供体制のレベルも1段階引き上げている。感染状況のレベルが最も深刻になるのは4月21日以来。14日の新規感染者数は1万6662人と3日連続で1万人を超えた。14日現在の使用率は重症者用で10.2%、全体の病床使用率は33.5%となっている。都のモニタリング会議では、2週間後の7月27日には5.29倍の約5万3482人となる予想する分析もでている(読売新聞、Bloomberg)。