パスワードを忘れた? アカウント作成
2019年7月 記事 / 日記 / コメント / タレコミ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
2019年7月2日のセキュリティタレコミ一覧(全24件)
13947958 submission
idle

長時間座って過ごす人の心血管疾患・早期死亡リスク、テレビ視聴で上昇し、仕事では上昇しないとの研究成果

タレコミ by headless
headless 曰く、
余暇に長時間座ってテレビを視聴する人は心血管疾患(CVD)・早期死亡リスクが高くなる一方、仕事で長時間座っていてもリスクは上昇しないという研究成果が発表された(論文コロンビア大学アービング医療センターのニュース記事SlashGearの記事)。

座った姿勢(眠っている時を除き、横になった姿勢を含む)で過ごす時間が長い場合、CVDを含む疾病リスクや早期死亡リスクが高くなることが過去の研究で示されている。一方、最近の研究では同じ座った姿勢でも余暇の方が仕事中よりもC反応性タンパクや血中脂質といったCVDリスク要素が増加することも示されており、座った姿勢のすべてが同じではないとの見方も出てきている。

今回の研究は、米ミシシッピ州ジャクソンで行われたJackson Heart Study(JHS)参加者のうち、テレビ視聴時間と仕事中の座る頻度に関するデータのある3,592名を対象としたものだ。JHSはCVD・早期死亡リスクが高いアフリカ系アメリカ人を対象に実施され、中央値8.4年間の追跡調査が行われた。

結果としては、1日のテレビ視聴時間が4時間を超える人のCVD・早期死亡リスクは2時間未満の人と比べて80%高くなっている。テレビ視聴時間が4時間を超える人の場合はアルコール摂取量が多く、高喫煙率、不健康な食事、高BMI、高血圧、休暇時の運動量が少ないなどの傾向がみられるが、これらの要素と仕事で座る頻度を勘案しても50%高くなる。週150分以上中~強度の運動をしている場合、4時間を超えてテレビを視聴する人のCVD・早期死亡リスクは2時間未満の人よりも低くなっている。一方、仕事中にほとんど座っているという人の場合、ほとんど座らない人と比べてCVD・早期死亡リスクは30%低くなっている。ただし、上述の要素とテレビ視聴時間を勘案した場合の差は10%となり、(サンプル数が少ないこともあって)統計的に有意な差ではないとのこと。

このような違いが出る理由は明らかになっていないが、テレビ視聴中は何時間も座ったままになるのに対し、仕事中はしばしば立ち上がる人が多い点を可能性の一つとして研究者は指摘する。そのため、テレビ視聴中もずっと座り続けずに、時々立ち上がるだけでも悪影響を緩和できる可能性があるという。今後の研究では、長時間のテレビ視聴がCVD・死亡リスクを上昇させる理由や、夕食をたっぷり食べた後でそのまま座り続けるなどの生活習慣が与える影響を調べる計画とのことだ。
13947998 submission
ゲーム

ゲーム周辺機器メーカーのMad Catzが復活、日本再上陸

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
6月28日、香港のMad Catz Global Unlimitedは日本市場参入を発表した(4Gamer.netITmedia PC USERPC WatchGAME Watch)。

Mad CatzはもともとMad Catz Interactive, Inc.というアメリカの企業で、1989年に創業しニューヨーク証券取引所にも上場したゲーミングデバイスの名門メーカーとして知られていたが、複数のプロダクトの失敗により経営状態が急激に悪化し2017年に破産した
2018年に香港企業として再出発を発表。これまでに米国や豪州、欧州向けに製品を展開していた。

国内第1弾となる製品はゲーミングマウス「R.A.T.」シリーズで、同社の看板ともいえる特徴的なデザインのマウス。旧Mad Catz時代の製品をベースに、センサーの強化などスペックアップが図られている。
7月31日までヨドバシカメラ専売で先行販売を実施し、"Mad Catz再生産期間限定特価"として特別プロモーションも展開する。以後は一般販売が開始されるが、旧Mad Catz製品を所持するユーザー向けに先行販売と同内容の優待キャンペーンを実施するとのこと。

今後は国内向けに新開発のゲーミングマウス製品や、キーボード、ヘッドセットがリリースされる予定で、同社の製品の中でも評価が高かったアーケードスティックについても、発表時期は未定だが製品投入に向けたプロジェクトが進行中であることが明らかにされている。
13948050 submission
ビジネス

アース製薬、薬用せっけん「ミューズ」の販売撤退

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
アース製薬、せっけん「ミューズ」販売撤退 19年末で
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46807460R00C19A7XQH000/

殺菌剤を含む石けんやボディーソープ、効果の根拠がないとして米国で販売禁止
https://srad.jp/story/16/09/05/0427214/

トリクロカルバンを含む当社石鹸製品について
http://www.musejapan.jp/media/1014/news_160926.pdf
13948236 submission
セキュリティ

ラズパイは便利 1

タレコミ by nemui4
nemui4 曰く、
NASAの機密文書を盗んだハッカー、利用したのはRaspberry Pi
こっそり接続されたラズパイを入り口にして10ヶ月もの間気が付かれずにデータを取り出されていたそうな。

BBCによりますと、監査時にJPLネットワークでいくつもの管理外のデバイスが発見されたのだそうです。とはいえ、すべてが悪意があるものではないようですが。

みなさん独自にあれこれやってるんでしょうね。
日本と違って末端の技術者の自由度も大きそうだし。


情報元へのリンク
13948601 submission
ニュース

姫路市本庁舎で冷房時の室温を25℃に、効率上がり残業減るか実証実験

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
姫路市、夏場の設定温度25度に 全国初の取り組み 効率上がり、残業減るか
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201907/0012476951.shtml

「冷房時の室温設定28℃」について見直しが検討される
https://srad.jp/story/17/05/15/0252201/

「オフィスの空調温度28℃設定」は現代では不適切という話
https://science.srad.jp/story/16/07/27/1919256/
13948666 submission
ソフトウェア

3DMark for AndroidでHuawei端末がランキング復活、パフォーマンスモードを別集計

タレコミ by minet
minet 曰く、
UL製、Android用グラフィックスベンチマークアプリ「3DMark for Android」の新バージョンが7月1日にリリースされた。
それに伴い、以前にスコアランキングから除外されていたHuawei製の端末が復活しているのだが、「パフォーマンスモード」が有効のスコアと無効のスコアが別に集計されている模様(4Gamer.net)。

以前、Huawei製の端末はベンチマークアプリの実行を検知すると「パフォーマンスモード」に切り替わり、通常の他のアプリを実行するときよりも優れたパフォーマンスを発揮することが判明。これをランキング目的の不正とみなしたULは、Huawei製端末でのスコアをランキングから除外する措置を行っていた。
これを受けてHuaweiはULと協議を行い、パフォーマンスモードについて、ユーザーが任意で有効/無効を切り替えられるオプション機能とする変更を行った。
過去の関連記事
このことから、ULの側では、Huawei製端末について、パフォーマンスモードが有効の場合と無効の場合でスコアを別に扱い、パフォーマンスモードを明示する形で、スコアランキングへの掲載を再開した。
13948743 submission

ゲームソフト改造で販売、改正不正競争防止法で初の検挙

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
新潟県警は今年3月、ゲームソフトに組み込まれたデータを改ざんしたうえで、ソフトを販売した疑いで三条市の男を逮捕した。ゲームなどのデータ改ざんによる摘発は全国で初めてだそうだ。ゲームソフトなどのデータを改ざんして提供する行為は、去年11月の不正競争防止法の改正で禁じられた。

男は今年1月中旬、ニンテンドー3DSのポケットモンスターとモンスターハンターのキャラクターのパラメーターを改ざん、そしてネット上で数千円で販売したとしている。男は十数年で1500万円を売り上げたとしている。

情報元へのリンク
13948802 submission

ランカスター大、DRAMとFlashメモリの特性を兼ね備えたユニバーサルメモリ実現につながる技術開発

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
ランカスター大学は、DRAMの高速性と省エネ性とFlashメモリの堅牢性を兼ね備えた「ユニバーサルメモリ」の実現につながる技術を発見したと発表した。研究グループは量子力学の応用により、電源がなくてもデータを保持可能な「不揮発性」と、高速かつ低消費電力で読み書きが可能な「低電圧スイッチング」という、これまで両立させることが不可能だといわれてきた機能を併せ持つ化合物半導体のメモリセルの理論を確立することができたとしている。

この新しい化合物半導体メモリセルは極めて高速で読み書き可能な上に、データを保持するために電力を供給し続ける必要がないため、実用化されれば「キーストロークとキーストロークの間だけ瞬間的に省エネスリープモードに入る」ようなPCも開発可能だとしている。消費電力が極めて小さく、DRAMの100分の1・フラッシュメモリの1000分の1の消費電力しか必要としないとしている(ランカスター大学GIGAZINESlashdot)。
13948833 submission

Chrome派生のBrave、C++からRustに切り換え広告ブロックの性能を69倍向上

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
Googleは「Manifest V3」から広告ブロッカーによるWeb Request APIの使用を非推奨にし、新たに用意されたDeclarative Net Request APIを使うよう求めた。そんな中、ChromiumベースのブラウザーのひとつBraveは、Googleの意図に反してWeb Request APIの利用を継続できるようにすると宣言した。

彼らは表示速度を追求するために、C++ではなくMozillaが開発したRust言語を使って高速な広告ブロッカーを再構築することを決めた。BraveはGhostlyやuBlock Originなどを参考にしてアルゴリズムを再構築。広告ブロック機能の処理速度を従来より最大69倍にまで高めたという。それにより、Web Requestからの広告分類にかかる時間は5.6μsec(1μsecは100万分の1秒)にまで短縮されたと主張している(EngadgetZDnetSlashdot)。
13948842 submission

テスラ、発火事故を受けてバッテリー容量を制限

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
https://www.reuters.com/article/us-tesla-china-safety/tesla-says-single-battery-module-caused-car-fire-in-shanghai-has-changed-vehicle-settings-idUSKCN1TT154
Reuters報道がテスラの公式発表として伝えるところによると、米電気自動車メーカーのテスラは上海で発生した駐車中のテスラ車の爆発事故の原因を「爆発はバッテリーモジュールの一つが爆発したことによるもの」と特定し、携帯電話網経由での遠隔操作により「充電と熱管理設定の見直し」を行ったという。

https://www.reddit.com/r/teslamotors/comments/c6kmr6/tesla_says_single_battery_module_caused_car_fire/
テスラ車の購入客が集まる掲示板ではこの発表の前から「乗っている車の航続距離が突然減少した」「バッテリーの満充電電圧が4.2Vから3.9Vに減らされた」といった不具合報告が増えていた。容量低下は主に納車から2年程度を超える古いモデルが対象と見られ、苦情を抑えるため段階的に適用されているようだ。アップデートは標準搭載の携帯電話回線を使って自動的に行われ、利用者の確認操作は不要。上位グレードの85kWhモデルを購入した場合は、最大で定価が3万5000ドル(380万円)下がった最下位グレードの60kWhモデルと同等の性能となる。90kWh, 75kWh, 70kWh, 60kWhのモデルで性能低下が報告されている。前述の掲示板では、この性能制限は違法行為だという書き込みも散見されるが、同社は電池パックのリコールに耐えられる経済状況ではないのではないかとも推測されている。

テスラは今年3月にもバッテリーを加熱して急速充電の速度を引き上げる「V3スーパーチャージング」を発表したばかりで、上海を含む複数の爆発事故は4月に入ってからだった。
13948871 submission
Windows

Windows 10 Insider Preview、初の19H2ビルドが登場

タレコミ by headless
headless 曰く、
Microsoftは1日、Windows 10 Insider Preview初の19H2ビルドとなるビルド18362.10000をスローリングへ提供開始した(Windows Experience Blogの記事[1][2])。

メジャービルド「18362」はWindows 10 May 2019 Update(バージョン1903)から変わっておらず、本ビルドはバージョン1903の累積更新プログラムという形での提供となっている。評価版を示すデスクトップ上のウォーターマークも表示されなかった。Microsoftによれば、19H2は今後もスローリングのユーザーを対象に、フルビルドではなく累積更新プログラムとして提供が続けられるそうだ。19H2ビルドは新機能に加え、バージョン1903の一般向け累積更新プログラムと同じ修正や改善を含むという。

新機能については状況を見つつ順次提供対象を拡大するControlled Feature Rollout(CFR)という手法を用い、デフォルトでは新機能を無効化した状態で配信してあとで有効化するという形をとる。そのため、新機能によるトラブルが全ユーザーに波及することを避けることができる一方、一部のユーザーは新機能をすぐに確認できないことになる。なお、本ビルドでの新機能はOEM向けのもののみで、ユーザー側から見える新機能は搭載されていないとのこと。

19H2はバージョン1903のサービスパックに毛が生えた程度のものになると報じられていたが、実際にそうなるようだ。
typodupeerror

皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

読み込み中...