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2019年6月 記事 / 日記 / コメント / タレコミ
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2019年6月6日のセキュリティタレコミ一覧(全13件)
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iOS

Apple、ペアレンタルコントロールアプリでのMDM使用を認めるガイドライン変更

タレコミ by headless
headless 曰く、
日本語版には未反映だが、Appleが3日付でApp Store Reviewガイドラインを改訂し、ペアレンタルコントロールアプリでのモバイルデバイス管理(MDM)機能の使用を認める文言を盛り込んだ(英語版ガイドラインThe Vergeの記事)。

AppleはiOS 12のペアレンタルコントロール機能「Screen Time」発表直後からサードパーティーのペアレンタルコントロールアプリにガイドライン違反を通告し、ペアレンタルコントロールアプリとして重要な機能の削除を要求してアプリ開発者から強い批判を浴びている。これについてAppleではこれらのペアレンタルコントロールアプリが「MDMと呼ばれる高度に侵入する技術」を使っており、「App Storeのポリシーに明確に違反」すると反論していた。

改訂版のガイドラインでは新たに「Mobile Device Management」という項が追加され、Appleの許可が必要となるものの、MDMの主目的であるモバイルデバイス管理アプリ以外にもペアレンタルコントロールサービスで利用可能なことが明記された。利用にあたっては収集するデータを事前に提示することや、収集したデータを第三者に提供しないことをプライバシーポリシーで約束することなどが求められている。VPN Appsの項ではペアレンタルコントロールアプリやコンテンツブロッキングアプリ、セキュリティアプリなどでもNEVPNManager APIを利用可能にする文言が追加された。

また、「子ども向け」カテゴリのアプリではサードパーティ広告とアナリティックスを含めることが禁止(これまでは行動ターゲティング広告のみ禁じられていた)され、収集したデータの第三者への送信禁止も明記された。これ以外の項目でもプライバシー関連の制限強化や明確化が行われた。このほか改訂版ガイドラインでは、2.5.5でIPv6完全対応が必須化されており、4.2.7ではリモートデスクトップアプリの接続先にゲームコンソールが追加、4.7ではHTML5ベースアプリで提供を禁止する機能として賭博・慈善活動への寄付・電子商取引の追加などの変更が行われている。
13927628 submission
Windows

Microsoftの広告SDKを通じた不正広告キャンペーン、1か月以上にわたって報告が続く

タレコミ by headless
headless 曰く、
Microsoftがストアアプリ向けに提供している広告SDKを通じた不正広告攻撃キャンペーンが4月から発生しており、1か月以上経過した現在も報告が出ている (Softpediaの記事The Registerの記事Bleeping Computerの記事Born's Tech and Windows Worldの記事)。

不正広告攻撃の内容としては、アプリのバナー広告に触れなくてもデフォルトブラウザーでWebページが開き、「賞品が当たった」「ウイルスに感染している」などと表示されるというもの。サードパーティー開発者によるアプリだけでなく、Microsoft製のアプリや、Outlook.comなど広告の表示されるMicrosoftのWebサイトでも発生しているらしい。MSDNのフォーラムでは4月17日にアプリ開発者が報告しており、4月19日にはMSDNのコミュニティサポート担当者が広告チームに伝えると回答しているが、その後の更新情報はない。当初の報告はドイツのユーザーからのものだったが、英国からの報告も出ているほか、4月末にはフランスでも発生していたようだ。

Microsoftコミュニティーにボランティアのモデレーターが投稿した記事によれば、不正広告ページの中にはWindows Defender SmartScreenでブロックされるものもあるが、ドメイン単位でのブロックは行われていないという。また、偽のウイルス警告ページがダウンロードページにリダイレクトする偽セキュリティアプリはMicrosoftが望ましくない可能性のあるアプリケーション(PUA)に区分しているものの、Windows Defenderがマルウェアとして検出することはないそうだ。

MicrosoftはThe Registerに対し、同社がユーザーに無断でメッセージを送ることはなく、そのようなメッセージが表示されたらブラウザーのウィンドウを閉じればいいと述べるのみで、広告SDKの問題については触れなかったとのことだ。
13927629 submission
ゲーム

アミューズメント業界紙「ゲームマシン」、初期の号を無料公開

タレコミ by muumatch
muumatch 曰く、
GameSpark経由。1974年創刊というアミューズメント業界紙「ゲームマシン」の、創刊号〜156号(1980年分まで)が、発行するアミューズメント通信社により「ゲームマシンアーカイブ」として無料公開された。

形式はPDFで、各号ずつダウンロードできるようになっている。紙面をそのままスキャンしたもののようで、記事だけでなく、ゲームマシンなど当時の広告もそのまま見ることができる。1981年以降の号も順次公開される予定とのこと。

タレコミ子も何号か見てみたが、「ナムコから新TVゲーム機・パックマン」とか、知っているゲームやメーカーの広告や記事など興味深かった。黎明期のゲーム業界の雰囲気を味わう/記録するという意味でも、有意義な試みではないだろうか。

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13927687 submission
変なモノ

あなたも食べてる「違法ウナギ」排除 イオン新商品の画期

タレコミ by nemui4
nemui4 曰く、
イオンのうなぎの蒲焼真空パックはシラスウナギの産地までトレースできるそうな。

国内の密漁や無報告漁獲と合わせると、2015年漁期に国内の養殖池に入れられたシラスウナギ18.3トンのうち、約7割にあたる12.6トンが、密輸、密漁、無報告漁獲などの違法行為を経ていると考えられます。

こういうの見ちゃうと短絡的にうなぎを食べること自体を忌避したくなってしまう。
需要が減れば違法な供給も減るんだろうし。
#最近近所にまいばすけっとができてたけどまだ行ったことがない、そういやイオンはちゃんと原産国や産地を表示することにしたのかどうかも知らなかった。

「新商品の画期」ってのも妙な語感。


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13928252 submission

Microsoftが「Lynx Xbox」を発売へ

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
Cnetの記事タイトルを見た時のタレこみ人に興奮をわかっていただけるだろうか。むろん、言わずともわかっていただけると思うが、古参UNIXユーザでLynxと言えば、テキストベースブラウザであり、当時非力なPCでLinuxを走らせていたタレこみ人にとって「PCでジョブを走らせながらながらネットサーフィン」としては最適解なブラウザの選択肢であった(仕事しろよ)。その後Lynxのアップデートが得られづらくなり、テキストベースWebブラウザとしてはテーブルにも対応したw3mに頼ったり、やがてテキストベースのwebブラウザが特別なマニアのものとなって使いづらくなった(はいそこ、「初めからマニアック」とか言わない)。

その後、幾星霜、むしろ「Webブラウザでネットを見るためにPCを立ち上げる」時代になってからうん十年。「MicrosoftがLynxを発売」というニュースだ。いくらGPLソフトウェアに理解の顔を示しているからと言って、タレこみ人にとっては意外過ぎるところからの一点突破である。まさか、Xboxに軽量軽快なテキストブラウザを売り出すとはウェブ閲覧を軽くしてOSのリソースを別に割くと言うこの世の流行に逆らったであろう、まさに驚き桃の木20世紀である(前世紀である)。記事によると「ラインアップにはシャワージェル、デオドラント、ボディスプレーが」......

(*´Д`)?
13928280 submission

Appleが10万円超のモニタースタンドを発表。驚きや怒りの声がネットで続々

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
アップルが発表したモニタースタンドに非難が集まっている。このモニタースタンド、お値段はなんと999ドル(約10万8000円)だという。デモで比較に出されたVESA規格のモニタースタンドは199ドル(約2万1000円)らしいのでかなり高い。Appleはこのスタンドについて、チルトや高さの調整、回転ができる機能をアピールしている。しかし、高い料金を支払うのに慣れているApple愛好者でさえ、この価格の高さには驚いており、TwitterやRedditなどで高級スタンドを揶揄するネタ投稿が相次いでいる模様。

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13928342 submission

在ロシアEU大使館、ハッキングされるも情報開示せず

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
BuzzFeed Newsが入手した文書によると、ブリュッセルにある欧州連合(EU)の在ロシア大使館がハッキングされ、ネットワークから情報が盗まれたという。この洗練されたサイバースパイ活動は今年4月に行われた欧州議会選挙の前週に発見された。EUの対外安全保障政策機関「欧州対外行動局(EEAS)」は、事件を開示していない。

EUの外交安全保障政策上級代表であるFederica Mogherini氏は、BuzzFeed Newsの問い合わせに対し、事件を存在を認めた模様。「モスクワ代表団の機密扱いではないネットワークに接続された。すでに対策は講じられており、現在は調査が行われている最中である。現段階ではこれ以上のコメントはできない」と回答している。

匿名情報筋と流出した文書によれば、ハッキングの背後にいるのはロシアであるという。最初のハッキング行為は2017年2月から開始され、攻撃方法としてはAdvanced Persistent Threat(APT)が使われたとしている。少なくとも2台のコンピュータに対し、活動の痕跡があり情報が盗まれたとしている。しかし、攻撃中にどれだけの情報が流出したのかは不明(BuzzFeed NewsSlashdot)。
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交通

トヨタとスバル、「EV専用プラットフォーム」「SUVモデルのEV」共同開発

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
Car Watchの記事によると、トヨタ自動車とスバルは6月6日、中・大型乗用車向けの「EV専用プラットフォーム」と、Cセグメントクラスの「SUVモデルのEV」を共同開発することで合意した。共同開発した車両は両社のブランドで販売する予定。
(Car Watchの記事トヨタのニュースリリースSUBARUのニュースリリース)

共同開発されるEV専用プラットフォームはCセグメント~DセグメントクラスのセダンやSUVなど、複数車種に幅広く応用可能として、効率的な派生車開発に対応できるよう開発するという。また、共同開発となるEVのCセグメントクラスSUVもこのEV専用プラットフォームをベースとして、両社のブランドで販売される。
なお、この合意を受けてスバルでは、これまで独自開発を中心に進めてきたEV(電気自動車)開発をトヨタとの共同開発にシフトして、技術・開発・調達などの面でさらなる効率化を図り、ユーザーにとって魅力あるEVの実現を目指すとしている。

プラットフォームはC/Dセグメントということで、セダンであればカローラ/インプレッサからカムリ/レガシィといった辺りの車格になる。
EVのSUVはCセグメントということで、RAV4/フォレスター(及びXV)に相当する。(C-HRはBセグメント)
背景には記事中の理由外に、やはりEVはEV専用に車を仕立てた方が良いという判断があったと思われる。

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13928474 submission
Android

Android Q Beta 4、APIがファイナル版となる

タレコミ by headless
headless 曰く、
Googleは5日、Android Q Beta 4の提供を開始した(Android Developers Blogの記事リリースノート)。

Beta 4ではAPIがAndroid QのファイナルAPI(API 29)となり、公式のAPI 29 SDKも提供されている。これにより、API 29をターゲットにしたアプリをGoogle Playで公開することが可能となった。安定版のAndroid Studio 3.4ではAPI 29 SDKおよびツールを追加すればAPI 29をターゲットにしたアプリを開発できる。最新のAndroid Qサポート機能を使用するにはプレビュー版のAndroid Studio 3.5を使用すればいい。アプリ開発者に対しては既存アプリのテストのほか、API 29へのアップグレードを計画している場合はScoped StorageなどAndroid Qの新機能のテスト、使用制限が拡大される隠しAPIからの移行などを早めに実施することが推奨されている。

Beta 4はベータプログラム登録済みのPixelデバイス向けにOTA配信が開始されていたが、アップデートに失敗する問題が発生して配信は一時停止している。ただし、システムイメージのダウンロードは可能だ。Android Q ベータ版デバイスの一覧に掲載されていないPixel 3a/3a XLはPixel用AndroidベータプログラムのFAQで「登録可能なデバイス」となっており、システムイメージも提供されている。このほかのAndroid Q Betaデバイスにも今後数週間の間に配信が始まるとのこと。Huawei Mate 20 Proはベータ版デバイスの一覧から一時削除されていたが、現在のところ英語版の一覧では復元されている(日本語版では復元されていない)。

Android Qは今後リリース候補版となるBeta 5とBeta 6に続き、第3四半期にはファイナル版がリリースされる。
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※ただしPHPを除く -- あるAdmin

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