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JAXA

H3ロケット1号機、エンジン不着火の原因は搭載機器の過電流か 4

タレコミ by AC0x01
AC0x01 曰く、
2段目エンジンが着火せず打ち上げ失敗に終わったH3ロケット1号機について、JAXAは16日、文部科学省の有識者会議でこれまでの調査結果を報告した。報告によれば搭載機器で過電流が検知されたため、電気系統が遮断されてしまい、着火しなかった可能性が高いという(NHK, 朝日新聞, 科学ライター大貫剛氏の資料や質問の文字起こしツイート)。

確認された事象としては「V-CON2(飛行制御コンピューター)からECB(エンジン制御コンピューター)に点火指示が送られた直後、A系B系ともに自己診断プログラムが電源の電圧・電柱異常を検知。その後、エンジンバルブが作動せず、着火に失敗」というものだという。ただし、実際に過電流が流れたのか、それとも誤検知かといった点については現時点では分かっていない。

今回問題が起きたECB以下の電気機器はH-IIAロケットと同等のものということで、H-IIAにも問題が波及する可能性が懸念されている。一方で自己診断機能が搭載されたのはH3ロケットからということで、科学ライターの大貫剛氏は「今までも起きていた(だが実害はなかった)のを自己診断プログラムが止めてしまったのでは?」「異常があるからと言って冗長系を両方切ってしまう造りが致命的だったのでは?」と言った感想をツイートしている。

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