パスワードを忘れた? アカウント作成
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
2021年12月29日のセキュリティ記事一覧(全2件)
15526948 story
セキュリティ

ギャレットのゲート型金属探知機に 9 件の脆弱性、遠隔から検知感度を変更される可能性も 9

ストーリー by nagazou
脆弱性 部門より
headless 曰く、

ギャレットのゲート型金属探知機で見つかった 9 件の脆弱性を発見者の Cisco Talos が解説している(Cisco Talos のブログ記事HackRead の記事)。

脆弱性が見つかったのは金属探知機本体ではなく、オプションの遠隔監視用 iC モジュールだ。もちろん金属探知機が脆弱性を発見したわけではない。このiCモジュールはゲート型金属探知機 PD6500i および Multi Zone (旧 MZ6100) に対応し、施設内のネットワーク環境に組み込むことで遠隔での設定や検知結果などの確認が可能になる。

脆弱性のうち 4 件 (CVE-2021-21901CVE-2021-21903CVE-2021-21905CVE-2021-21906) はバッファーオーバーフローの脆弱性で、リモートからコードを実行できる可能性がある。CVE-2021-21901 と CVE-2021-21902 は認証の前に発生するという。また、別の 4 件 (CVE-2021-21904CVE-2021-21907CVE-2021-21908CVE-2021-21909) はディレクトリトラバーサルの脆弱性で、認証済みの攻撃者が特定の条件でデバイス上のファイルを読み取り・書き込み・削除できる。最後の 1 件(CVE-2021-21902)は認証バイパスの脆弱性で、競合状態により認証済みユーザーのセッションを攻撃者が乗っ取ることが可能とのこと。

攻撃者はこれらの脆弱性を悪用することで、遠隔から金属探知機の動作状況を監視できるほか、金属探知機の感度を変更するなど、セキュリティを低下させる操作を実行することが可能となる。既に修正版のファームウェアが提供されており、ユーザーにはできるだけ早く更新することが推奨されている。

15528193 story
情報漏洩

中国軍指示で日本製セキュリティーソフトを購入しようとした元留学生に逮捕状 114

ストーリー by nagazou
指示 部門より
中国籍の元留学生男性が偽名でウイルス対策ソフト購入しようとしたとして、警視庁が逮捕状を取ったそうだ。警視庁が逮捕状を取ったのは、元留学生の王建彬容疑者。同容疑者は、非実在の日本企業の名前を名乗り、日本製の企業向けセキュリティ対策ソフトを不正に購入しようとした模様。なお同容疑者はすでに中国に帰国済みとのこと(読売新聞産経新聞TBS NEWS)。

読売新聞によると、中国人民解放軍のサイバー攻撃部隊「61419部隊」に所属する妻が「国に貢献しなさい」「国が守ってくれる」などとSNSやメールなどを通じて指示を出していたそうだ。企業向けのセキュリティ対策ソフトを研究し、日本企業のシステムの脆弱性を把握することが目的だとされている。

追記 by headless: 容疑は詐欺未遂とのこと。
typodupeerror

日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚

読み込み中...