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偽サイトに偽の電話番号を掲載することでデジタルアシスタントに偽コールセンターへの電話をかけさせる詐欺手法 1
ストーリー by hylom
次々と登場する新手の詐欺手法 部門より
次々と登場する新手の詐欺手法 部門より
headless曰く、
SiriやAlexaといったデジタルアシスタントをだまして偽コールセンターへ電話をかけさせる、という詐欺手法があるそうだ(Better Business Bureauのニュースリリース、SlashGear、Mashable)。
デジタルアシスタントは使用者の要求に応じてWeb検索の結果から企業などの電話番号を抽出し、連絡先に登録されていない相手に電話をかけることができる。しかし、見つけた電話番号が本物かどうかをデジタルアシスタントは確認できないため、詐欺師は偽サイトを検索結果に紛れ込ませたり、偽広告を検索結果に表示させたりすることで、偽コールセンターへ電話をかけさせることが可能になるという。
偽コールセンターはいわゆるテクニカルサポート詐欺のほか、航空会社のカスタマーサービスを偽って予約変更料金を送金させようとするようなものもあるそうだ。Better Business Bureauでは偽コールセンター詐欺の被害を回避するためのアドバイスとして、Web検索やデジタルアシスタント任せではなく正規のWebサイトで連絡先を確認すること、偽広告に注意すること、支払いには後で拒否しやすいクレジットカードを使うことを推奨している。
より騙されにくいのはどちら? (スコア:3, 興味深い)
その手の機能は使ってないからなんとも言えないんだけど、、デジタルアシスタントは騙されるけど人間は騙されないという状況が現在どれくらいあるのだろうかね。
仮に、人間よりもデジタルアシスタントの方が圧倒的に騙されやすいなら、そんな存在に電話をかける機能をつけたらだめなのではないか?
逆に、人間の方が騙されやすいなら、正規のWebを確認しろというのは対策にならないどころかむしろ被害を増やす結果になるだろう。
この問題は、偽番号のブラックリストを運用するなどして、デジタルアシスタント側で対処するのが正道なのではないだろうかね。
デジタルアシスタントは年々賢くなるが、人間様の頭は万年単位でないと主としての進化は望めないのだから……。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される