Androidのセキュリティ、Google Playプロテクトのマルウェア検出性能は不十分? 78
ストーリー by headless
検出 部門より
検出 部門より
ドイツの独立系ITセキュリティ機関 AV-TESTが実施したAndroid向けアンチウイルスソフトウェアのテスト結果によると、Googleの「Google Playプロテクト」では流行中のマルウェアの3分の1以上を検出できなかったそうだ(The best antivirus software for Android、
The Next Webの記事、
Tom's Guideの記事)。
Google PlayプロテクトはGoogle Playに組み込まれたセキュリティサービスで、7月から提供が開始されている。今回のテストは9月分で、Google Playプロテクトは初の評価となる。テストではマルウェア検出率(テスト時点で流行しているマルウェア/4週間以内に発見された新しいマルウェア)による「Protection」と、パフォーマンスへの影響と誤検出数(Google Playで公開されているアプリ/Google Play以外で公開されているアプリ)による「Usability」の2項目について各6点満点で評価される。なお、テスト環境はAndroid 6.0.1で、各ソフトウェアはテスト時点の最新版を使用している。
Google Playプロテクトのテスト結果は、パフォーマンスへの影響なし、誤検出0件で、Usabilityのスコアは6点満点を獲得している。しかし、マルウェア検出率は流行中のマルウェアが65.8%、新しいマルウェアが79.2%で、Protectionのスコアは0点となった。今回テストされた21本のうち、認定証を獲得できなかったのはGoogle Playプロテクトのみだ。なお、そのほかのセキュリティ機能もチェックされているが、評価の対象にはなっていない。
Google PlayプロテクトはGoogle Playに組み込まれたセキュリティサービスで、7月から提供が開始されている。今回のテストは9月分で、Google Playプロテクトは初の評価となる。テストではマルウェア検出率(テスト時点で流行しているマルウェア/4週間以内に発見された新しいマルウェア)による「Protection」と、パフォーマンスへの影響と誤検出数(Google Playで公開されているアプリ/Google Play以外で公開されているアプリ)による「Usability」の2項目について各6点満点で評価される。なお、テスト環境はAndroid 6.0.1で、各ソフトウェアはテスト時点の最新版を使用している。
Google Playプロテクトのテスト結果は、パフォーマンスへの影響なし、誤検出0件で、Usabilityのスコアは6点満点を獲得している。しかし、マルウェア検出率は流行中のマルウェアが65.8%、新しいマルウェアが79.2%で、Protectionのスコアは0点となった。今回テストされた21本のうち、認定証を獲得できなかったのはGoogle Playプロテクトのみだ。なお、そのほかのセキュリティ機能もチェックされているが、評価の対象にはなっていない。