サイバー攻撃の発信源として使われる中国 11
ストーリー by hylom
背後にいるのは誰? 部門より
背後にいるのは誰? 部門より
2月18日のウォール・ストリート・ジャーナル(原文の元記事)が、米ネットウィットネスが最近明らかにしたサイバー攻撃に関する調査結果(NetWitnessのPress Release)を伝えている。
これによると、2008年後半頃から、約2500の企業・政府機関が不正アクセスを受けた可能性があるという。当然、ボットネットを中心とした攻撃だが、その指令センターはドイツにあり、東欧の犯罪組織が関わり、中国のコンピューターが使用された可能性があるという(中国のコンピューターは比較的不正操作しやすいからという)。事件の端緒をつかんだのは1月26日。ちなみに使われていたスパイウェアはZeuSと呼ばれており「free」でも入手できるが、今回の攻撃には2000ドルの有償版が使われたという。
また、先頃明らかになったGoogle等の一連の米企業へのサイバー攻撃は「中国の30代のフリーランスのセキュリティコンサルタントが攻撃プログラムの一部を作成」していたそうだ(ITmediaの記事)。いっぽうで、中国の上海交通大および山東省にある職業訓練学校のコンピュータが攻撃元という話も報じられている。
人民解放軍の肝いりで設立された同職業訓練学校では、ウクライナ人教授が受け持つクラスの特定のコンピューターが特に強く疑われるという。
以上の2つの報道をどう考えてよいのか判断に窮するが、前者はクレジットカードの取引明細や企業の知的財産を主なターゲットとし、後者は企業機密や知的財産の他、中国の人権活動家のメールがターゲットになっていたという、若干(?)の違いがあるようだ。
サイバー攻撃ではないけれど (スコア:2)
CNNのQuick Vote [cnn.com]で現在受付中の「チベットは独立すべきか?」を見ると、90%が「No」。
どこの国からの投票かは明らかにされていませんが、中国以外でNoに投じる積極的理由を持っている国はまずないと思われます。心情的にはむしろ大半がYesではないかと。
国内世論も積極的に操作している [47news.jp]ようで、これはこれである種の「サイバー攻撃」でしょうかね。
Re:田代砲みたいなもんか (スコア:1, 参考になる)
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010021501000513.html [47news.jp]
「使われる中国」 (スコア:1, すばらしい洞察)
なんか主語が別の国家みたいだけど(ry
○○メソッド(Re:「使われる中国」 (スコア:0)
「世界に広がる華僑のネットワーク」
「サイバー攻撃の発信源として使われる中国」
某省 (スコア:1, 興味深い)
某省でシステム管理やっていますが、IPSやFirewallで止められているアクセスの大半がCNな方の中国からです。(TWな方も多少ありますが。)
Re:某省 (スコア:1)
職場のプロキシには危険だとされているドメインへのアクセス制限をかけてます
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0912/03/news019.html [itmedia.co.jp]
タイポスクワッティングなカメルーンはともかく、サモアがヤバいとは知りませんでしたね
チャイナー・デーリーに反論記事 (スコア:1)
中国を擁護するつもりはないけどタレコミ氏の日記、チャイナー・デーリーに反論記事 [srad.jp]のリンクから
Re: (スコア:0)
まあ、当の中国で掲示板にグーグル攻撃には確か、軍や情報安全部出身者など政府部門が
関わっていたんじゃないかって言う情報がはられまくってましたが。
そこでも上海交通大学の名前や共産党の上海浦東にある支部が関係してるとか、
ずいぶんピンポイントで出されてましたけど。
中国が必死で否定するってことは意外と本当なのかもしれませんね。
途上国はコピー天国でもありますから、海賊版OSやアプリなどにあらかじめボットネットを
構成するためのソフトウェアを組み込んで売って、配っていれば、確かに攻撃には利用しやすいですが、
なぜ同じく、ボットネットがありそうなインドやロシア、アフリカ、南米じゃなくて、
ネット規制が厳しくてアクセスを遮断されているサイトやIPアドレスがある中国からなのか
ってのに興味があります。
やっぱ身内から出てるんじゃないかって疑われても仕方がないような。
Re: (スコア:0)
>>中国が必死で否定するってことは意外と本当なのかもしれませんね。
99% .
で、結局 (スコア:0)
Googleは中国から出て行くのか出て行かないのか、どっちなんだ?
振り上げた拳を下ろす場所が無くて困ってる感じ?
結局、中国も含まれるのでは (スコア:0)
発展途中の国は混沌として何でもありなのかもしれない