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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
埃のほかには (スコア:5, 興味深い)
故障モードですが、発生率の割にあまり知られていないものにバリスタの焼損があります。
電子機器では回路を雷(過電圧)から保護するためにバリスタと言う部品がよく使われますが、定格以上の雷や、定格内でも多回数の印加を受けると劣化し、抵抗値が徐々に下がってきます。
そうなると雷ではない100Vの電圧でも常にバリスタに電気が流れ、その発熱により、発煙、発火が発生してしまいます。
そうならないようバリスタと直列にヒューズを付ける方法もあるのですが、雷には耐える程度の大きさで、バリスタ劣化時には切れる小ささという相反する要素をクリアしなければならず部品選びは難しいので発煙、一瞬の発火程度は許容することもあります。もちろんその場合、周りは金属や難燃性、自己消化性の素材を使用するのでバリスタが発火しても火災に至ることはありません。
また、定格以上の雷を受けた場合、一瞬で部品が破裂、炎上することがあるので、バリスタにキャップをかぶせたりボンドで固めたりして使うことも多いです。