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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
敢えて暴論を (スコア:-1, フレームのもと)
年金をもらっているわけだから当座の生活費には困らないし
いまさら大金を使う場面もないわけでしょう。
子どもたちは大金を持っている親を放り出して
世話もしないわけでこういう子どもたちは
親が死んだら遺産目当てで分捕りあいに参加してくるだけです。
とするとお年寄りの持っている金は死蔵されているわけで
それくらいなら詐欺師に渡って世の中で流通した方が
経済の活性化になるのでと思うのです。
Re:敢えて暴論を (スコア:1, 興味深い)
確かに、日本の金融資産の多くが高年齢層に集中し、それが非流動であるという
指摘はあります。しかしながら、あくまでこれは「予期せぬ事態に対する備え」
なのであって、決して闇雲に溜め込んでいるわけではありません。
その証拠に、そのようなお金であっても、振り込め詐欺で「息子さんに問題が」
等といわれてしまうと、眼の色を変えて銀行にやってきて、抑止する行員や
警察を前に「だまされてもいいから振り込みたい、息子を助けるんだ」という
お年寄りが多いのです。
そこでもう少し視点を変えて考えて見ましょう。
お年寄りの金融資産のほとんどは、預貯金です。株や外貨などの、元本保証がない
ような金融資産などで運用しているような御年寄りは、お金に関する嗅覚が
違いますので、このようなくだらない詐欺には引っかからないでしょうから、
こういう詐欺に引っかかってしまう人のほとんどは、闇雲に定期預金や普通預金に
溜め込んでいる人たちが多いと思います。
これらを引き出されて困るのは誰でしょう?
銀行?郵貯?でしょうか。一時的にはそうでしょうが、郵貯や銀行がこういった
顧客の資産を運用している大部分は国債や地方債になります。つまり、国の借金の
大部分は、お年寄りをはじめとする国民の金融資産から拝借されているのです。
つまり、お年寄りの金融資産は死蔵されているのではなく、国の大事な資金源なのです。
また、お年寄りの金融資産が減るということは、将来の相続に伴う相続税の現象に
つながります。そもそも振り込め詐欺は資産移動の犯罪で、税金を掛けることは
出来ないでしょうから、国は丸々取りはぐれることになります。
また、このような犯罪で得た資金は地下にもぐるか、ギャンブルなどのくだらない
浪費にしか使われませんから、社会への還元性という意味でも、著しく劣ると
言わざるを得ません。