Gmail、受信したメールが暗号化されて送られてきたかを表示

あるAnonymous Coward 曰く、

Gmailで受信したメールを開くと、GmailのサーバーへSMTPで送られた時にTLS(SMTPS、STARTTLS)で暗号化されていたかどうかが表示されるようになった。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1609/05/news003.html
https://blog.apar.jp/web/4110/

暗号化されて送られたメールの詳細を開くと、『暗号化: 標準（TLS）』と『メールのセキュリティの確認』 https://support.google.com/mail?hl=ja&p=tls へのリンクが表示される。一方、平文で送られたメールを開くと『TLSなしアイコン』が表示され、詳細を開くと『暗号化: このメールは ＜送信元ドメイン＞ で暗号化されませんでした』と『メールのセキュリティの確認』へのリンクが表示される。

Googleは透明性レポートとしてGmailとの間で送受信されるメールの量が多い上位のドメインで暗号化されているメールの割合を公開しているが、日本では三大携帯キャリアなどが全く暗号化されていない。
https://www.google.com/transparencyreport/saferemail/#region=142
http://srad.jp/submission/56153/

『メールのセキュリティの確認』ページでは、暗号化されていない可能性がある場合、送信者からメールプロバイダに問い合わせて詳細を確認してもらうことを推奨している。ユーザーの声が届き、一つでも多くのサーバーが暗号化されることを望みたい。なお、これはサーバー間の暗号化であって、PGP暗号化のようなユーザー間の暗号化ではないことに注意したい。