独シーメンス、集団行動が可能な蜘蛛型ロボットを開発
タレコミ by taraiok
taraiok 曰く、
独シーメンスは工場の自動化を行うために蜘蛛型ロボット「SiSpis」を開発した。このロボットは、軍隊のように集団で行動し連携を取ることができる。特定の目的に特化した専用ロボットと異なりさまざまな仕事をこなせる汎用型だ。ロボットにはXboxのKinectに似た3-D深度感知カメラと赤外線レーザースキャナを搭載した頭部が用意されているという。マルチコアCPUを搭載しておりOSはLinuxを採用している(The Daily Dot、Fastcompany、slashdot)。
それぞれ自律的に行動する機能もあるという。各ロボットはWi-FiとBluetooth経由でチャットを行い、複数のロボットに対して全体の仕事の割り当てを変更することができる。例えば特定のロボットがバッテリー切れで動かなくなったとしても、その代わりを別のロボットが自動的に代行する。地形を分析できるため、位置把握のための専用のマーカーなども不要という。
試作品は電子レンジサイズの大きさだが、スケーラブルな設計になっており大型化も可能。シーメンスは自動車工場などの大規模な産業プロジェクトにも対応したモデルを製作する計画があるとしている。
独シーメンス、集団行動が可能な蜘蛛型ロボットを開発 More ログイン