Dellがニューヨーク証券取引所に再上場
タレコミ by headless
headless 曰く、
Dell Technologies(DELL)は12月28日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に再上場した(プレスリリース、 The Vergeの記事、 Reutersの記事)。
Dellは2013年に創業者のマイケル・デルCEOらによる買収(MBO)案が承認され、上場を廃止して非公開企業となった。しかし、2016年にはEMCの買収に伴い、傘下となったVMware株の持ち分に連動するクラスV普通株式(トラッキングストック)を発行し、NYSEにDVMTとして上場。限定的ではあるものの、再び公開企業になっていた。
2018年7月にはDVMT株をDellのクラスC普通株と交換または買収し、IPOを行わずにクラスC普通株を上場する計画を発表。この度すべての取引が完了したためDVMT株の上場を廃止し、DELLとしてNYSEに再上場した。取引は46ドルで始まり、時価総額は160億ドルだという。2013年のMBO時の買収総額は約249億ドルだった。
Dellの再上場については、傘下のVMwareがDellを買収する「逆さ合併」によりIPOを避けることを検討しているとも報じられていたが、VMwareは引き続きDell傘下で独立した企業として経営を続ける。