米司法省、ランサムウェア対策をテロ対策と同様の優先度で行う方針 9
ストーリー by nagazou
ランサムテロ 部門より
ランサムテロ 部門より
headless 曰く、
米国のリサ・モナコ司法副長官がすべての連邦検事に対し、ランサムウェアとデジタル恐喝対策強化のためのガイダンスを3日付で発行している(ガイダンス: PDF、 Reutersの記事、 The Guardianの記事、 Ars Technicaの記事)。
ガイダンスの目的は内外を問わず各地で発生しているランサムウェア・デジタル恐喝に対する情報を中央に集約し、捜査の調整を可能にすることだ。ランサムウェアやデジタル恐喝スキームでしばしば使われるカウンターアンチウイルスサービスやオンラインフォーラム・マーケットプレース、暗号通貨取引所、防弾ホスティングサービス、ボットネット、オンライン資金洗浄サービスなども対象としている。
連邦地方検事補など関連事件の捜査に割り当てられた担当者は大きな進展があるたび、司法省のコンピューター犯罪および知的財産セクション(CCIPS)と連邦検事事務局の国家安全保障およびサイバー犯罪コーディネーターへの報告が求められる。CCIPSは個別に捜査されている事件が関連すると判明した場合に各当局間の調整などの役割も担う。
これにより、ランサムウェア・デジタル恐喝対策をテロ対策と同様の優先度で行うようになるとのことだ。
いいんじゃない? (スコア:0)
ランサムウェアの犯人を匿ってる国に戦争ふっかける、まですれば、多少は減るんじゃなかろうか。
Re: (スコア:0)
核兵器の行使もあり得る、ぐらいでも良いんじゃないかね。
実際、それに近いぐらいの危機感は受けただろう。石油パイプライン攻撃で。
Re: (スコア:0)
単に核兵器所有国からそういう犯罪が行われるようになるだけだ。今現在そうであるように。
日本での優先順 (スコア:0)
日本では、警察のメンツに泥を塗った場合はしょぼいのでも優先順位が上がり、
そうでない場合は優先順位が下がる
Re: (スコア:0)
平和だからね
Re: (スコア:0)
組織としての目的と組織維持の目的が逆転してる組織って肥大化し過ぎるとよくあるよね。
組織維持のために常に敵がいないと困るとかが。
テロと同じ対策 (スコア:0)
テロと同じ対策をするということは、アジトや居場所が特定されたらプレデターから爆弾お見舞いされたり [wikipedia.org]、特殊部隊に急襲・殺害されたり [wikipedia.org]するのだろうか。
国家や元々戦争のようなものを繰り広げてる犯罪組織なら少々空爆された程度じゃ止めなさそうだが、血を見る争いに慣れてない犯罪組織や愉快犯は国家にいくらか殺害されれば止めそう。
Re: (スコア:0)
もちろん規模にも寄るんだろうけど、真冬にエネルギーインフラ止めれば万単位で死傷者でても不思議が無いんで9/11並み(WTCでの犠牲者は2,763人)かそれ以上の報復攻撃は十分あり得るでしょうね。
重要インフラに対するサイバーテロの例 https://jpn.nec.com/techrep/journal/g17/n02/pdf/170204.pdf [nec.com]
パイプラインへの攻撃による大規模な燃料供給停止 https://is702.jp/news/3859/ [is702.jp]
アメリカ同時多発テロ事件
Re: (スコア:0)
今までは一般の犯罪被害として扱ってたんだけど
被害者企業が「これ捜査に協力するメリット無くね、金払えば返ってくるんでしょ?」って
金払って終わりにするのがどんどん主流化して手に負えなくなってきてる
運び屋を「セキュリティコンサルタント」って事にして領収書切ってもらうって話
だから民間が舐め腐ってるなら対応格上げするわってことなんじゃね