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書籍

捜査機関の令状なしの利用者情報の照会、図書館が応じたことが問題に 123

ストーリー by nagazou
禁止できる根拠も薄そうな気が 部門より
朝日新聞によると、公共図書館が警察などに対して利用者が借りていた本の書名や予約状況を提供したことが、「表現の自由」「内心の自由」を脅かす恐れがあるとして問題となっているらしい。問題となった理由としては、北海道県警が求めた提供要請は、裁判官が出す「捜索差し押さえ令状」に基づくものではなく、任意捜査である「捜査関係事項照会」によるものだったためだそうだ(朝日新聞)。

札幌弁護士会が2020年に札幌市と周辺自治体にある公立図書館と大学図書館102施設を対象にアンケートを行ったところ、回答のあった43館のうち10館が令状なしの照会を受けていた。そのうちの5館は捜査当局に情報を提供していたとしている。札幌弁護士会は利用者情報はプライバシーに関わることから、令状なしの照会には応じないよう図書館に求めたとしている。
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  • 始めて読んだとき、戦前のシュギシャとかならともかく、イマドキ借りた本なんて調べるヒマな
    ケーサツなんているのかよwwwと思った。いたよ…

    • ダメなのは図書館なのか警察なのか
      警察的に言えば出してくれるんなら言わなきゃ損だよなぁ

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2021年06月01日 15時34分 (#4042398)

      いるよね。
      公安(警察/調査庁)という。

      とくに公安調査庁は仕事もなくて役に立ってないワースト部局なので、仕事してるふりをするため、スパイ活動みたいなことしてレポートにまとめるのを仕事にしてる。
      定年退職した高齢男性に旅費を出して中国の軍事基地の撮影を依頼したが、その人が中国で取っ捕まってしまい、関係ないとしらを切った政府に怒った奥さんが公安調査庁の関与を暴露して批判してた。

      公安調査庁は警察組織ではないけどね。
      暇なのは確か。

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      • by Anonymous Coward

        仕事いっぱいあると思うんだけど...

        • by Anonymous Coward on 2021年06月01日 16時14分 (#4042437)

          公安調査庁は法務省配下の庁だが、そもそもの成り立ちは共産党の暴力闘争を防ぐために作られた機関。

          ところが共産党が年々丸くなって暴力の暴の字もなくなってしまい、ずっと監視しているのに組織的な違法行為を全くやらなくなったので仕事が無くなっちゃった。
          一方、共産党以外の対象とすべきオウム真理教のクーデター(地下鉄サリン事件)を察知することもできず(無能だから)。
          他にも北朝鮮による工作員の活動も察知できなかった。

          最近は週刊誌の記事、ネットで流れているフェイク情報やデマも含まれた情報を収集してまとめて報告書を作る仕事をしてる。
          そんなのまとめサイトで十分じゃん。

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          • by Anonymous Coward

            それは暇なんじゃなくて、仕事ができてないのでは?

            • 同じ警察でも、刑事部と公安では「仕事のやり方」そのものが違うらしいんで、多分、刑事部の基準だと、公安は「無能」になってしまう可能性も有るかと。
              下手に刑事部と公安が組んで(多分、刑事部からすると「公安に足を引っ張られた」)最悪の結果になったのが、1995年の警察庁長官狙撃事件の捜査。(犯人の目星は付いてたらしいけど、検察から「マトモに裁判出来るだけの証拠が揃ってない」と駄目出しされて、公訴時効を迎えた)

              親コメント
            • by Anonymous Coward

              ニホンゴムズカシイネ

          • by Anonymous Coward

            無能という指摘は正しいのかもしれないけど。
            仕事自体は年々増えてるだろ。
            中国だのロシアだのがスパイ工作を劇化させてるのは確実なんだし、
            北朝鮮だって工作員を送り込むのは完全に諦めたのかね?

          • by Anonymous Coward

            「対象とすべき」って勝手に公安が対象加えたらそれこそヤバイわw
            対象にできないという問題があるとすればもっと上位だろうな

        • by Anonymous Coward

          ないよ。

        • by Anonymous Coward

          仕事いっぱいあると思うんだけど...

          逆。逆。仕事がなくならないように「共産党はキケンなので監視対象」っていまだに言い続けてんの。監視対象じゃないってことになると自分らの仕事なくなってクビになるからね。

    • by Anonymous Coward

      遠藤淑子の『狼には気をつけて』に警察が密かに作っている図書館から爆発物の本を借りた人のリストを取り寄せるようなセリフがあったような。
      アメリカの話やけど。

    • by Anonymous Coward

      てかそんなに漏れて困るなら、予約も家に借りるのもしないで手袋はめて指紋残さないようにすればいい。
      痕跡残さないように利用しないのはなぜだろう。SNSで犯罪の報告会してるアホと同じ。

  • by Anonymous Coward on 2021年06月01日 15時47分 (#4042410)

    「相棒 season 3」第7話の中の描写が事実であることが明らかになったのだから、欠番にする理由はなくなった。

    直ちに再放送しろ。DVDに入れろ。

  • by Anonymous Coward on 2021年06月01日 15時52分 (#4042419)

    図書館戦争を借りた人物のリストが作られているわけだな

  • by Anonymous Coward on 2021年06月01日 16時13分 (#4042435)

    そもそも論として、図書館の貸し出し記録は個人情報保護法で保護されるべきものです。

    ただし個人情報保護法では、第三者への情報提供が許される場合として「法令に基づく場合」(23条1項 [e-gov.go.jp])が挙げられており、消費者庁ではこの場合の「法令」を「警察や検察等から、刑事訴訟法に基づく操作関係事項照会があった場合 [ppc.go.jp]」と明言しています。

    ちなみに「操作関係事項照会」は、刑事訴訟法197条 [e-gov.go.jp]に基づく行為となります。

    弁護士会が、裁判所の関与(令状発行)が必須とした根拠は不明。もし必須というなら、個人情報保護法令に明記しておけばいいが、現状そうはなっていない。

    • by vax730 (32985) on 2021年06月01日 18時16分 (#4042556)

      警察としては,
      ・回答は拒否できない。
      ・国家公務員法の守秘義務には抵触しない。
      ・強制力はない。拒否した時の罰則はない。
      https://www.npa.go.jp/laws/notification/keiji/keiki/310327-20.pdf [npa.go.jp]
      みたいです。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2021年06月01日 19時05分 (#4042614)

        役人AC
        警察が望む内容ではない回答
        は回答の拒否にはあたらない。

        例えば、こんな回答をすることもできた。

        令和3年4月1日付け、道県捜第800号で照会のあった、利用者hylomが借りた書籍の書名及び貸し出し予約の情報について、開示できる情報はありません。

        親コメント
    • by Anonymous Coward

      Tカードの情報を令状無しで警察に提供してた時も問題になってたが、
      個人情報保護法は関係なくて、捜査機関が令状なしに勝手に個人情報を集めたりすると、拙いのはGDPRの例外扱いが取り消される可能性があること。
      https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00138/021200233/ [nikkei.com]

  • by Anonymous Coward on 2021年06月01日 16時35分 (#4042453)

    でも、保健所には居場所吐かないとダメなんでしょ?

    • by Anonymous Coward

      誰とどれだけ会ったかもすべて公にしなきゃだめらしいよ
      それができないような国は話にならんらしいからな

  • これぞまさしく図書館警察

    --
    死して屍 拾う者なし
  • by LARTH (14573) on 2021年06月01日 21時26分 (#4042715) 日記

    提供したのは、貸し出し履歴や登録情報、ある図書を借りた人の情報やコピーの申し込みの有無など、多岐にわたった。

    電子化された昨今、貸出履歴なんて返却した時点で残ってないだろと思ったが、貸出中の本の情報のことかよ。本当の意味での履歴取ってるのってツタヤ図書館ぐらいだろう。
    ある図書を借りた人の情報ってのは延滞でもしてなきゃ…一応マスターなら出せないこともないか。だけど権限持ってる人であっても操作すること滅多にないだろうから難しいんじゃないかな。
    コピーの申し込みに至っては紙媒体でしか残ってないだろうから照会されても手間の点で無理がある。そもそも偽名で申し込まれてたら意味薄いかも。

  • by Anonymous Coward on 2021年06月01日 15時50分 (#4042417)

    道警では?

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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

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