
悪意を持ったHDMI機器の存在をHDMI規格は想定していない 57
ストーリー by nagazou
想定外 部門より
想定外 部門より
3月20日に開催されたKernel/VM探検隊online part2で、HDMI探検隊と題するセッションがあったようだ。発表者は元セキュリティ系エンジニアで現在は映像系に関わっているというみっきー(mzyy94)さん。テーマはHDMIに関するもの、Raspberry Piを使用してHDMIの信号などを調査した内容となっている。同氏はHDMIのテレビやレコーダーなどの機器コントロールを行うCEC(Consumer Electronics Control)[PDF]などのセキュリティ上の問題点を指摘している(発表の動画[01:55:07あたりから]、発表時のスライド資料)。
曰くHDMI-CECでは機器間の認証機能が無いので、CECフレームというコマンドを送り放題で、それを受理するかどうかは受け取る側の機器が判断するという。悪意を持ったフレームを送りつけることにより、別の機器の操作を妨害したりすることができるようだ。またデータ送信が低速であるため、連続でCECフレームを送り続けるとパスが詰まりやすくなるという。別の機器から連続してデータを送り続けた場合、意図的に送信を妨害できる可能性があるといった指摘が行われている。このほかDDC(Display Data Channel)信号に関する調査なども行われている。こちらではHDCPのデータのやりとりを途中で止めるとディスプレイ側の挙動が不安定になることなど、比較的容易にHDMI関連の信号に介入できる点などが指摘されている模様。
曰くHDMI-CECでは機器間の認証機能が無いので、CECフレームというコマンドを送り放題で、それを受理するかどうかは受け取る側の機器が判断するという。悪意を持ったフレームを送りつけることにより、別の機器の操作を妨害したりすることができるようだ。またデータ送信が低速であるため、連続でCECフレームを送り続けるとパスが詰まりやすくなるという。別の機器から連続してデータを送り続けた場合、意図的に送信を妨害できる可能性があるといった指摘が行われている。このほかDDC(Display Data Channel)信号に関する調査なども行われている。こちらではHDCPのデータのやりとりを途中で止めるとディスプレイ側の挙動が不安定になることなど、比較的容易にHDMI関連の信号に介入できる点などが指摘されている模様。
結論は簡単だ (スコア:3)
物理接続するデバイスは信頼できるものだけにしろって話だ。
流通もなぁ、混合在庫は完全にアウト。