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情報漏洩

フィリピン保健庁運営の医療従業者向けコロナアプリ、APIのURL直打ちで個人情報が見れる状態に 6

ストーリー by nagazou
実際の被害は不明 部門より
CitizenLabによると、フィリピンのCOVID-19の症例データ共有アプリが情報を漏えいしたと報じられている(CitizenLabThreatpost)。

このシステムは「OVID-KAYA」プラットフォームと呼ばれており、フィリピンの最前線の医療従事者がCOVID-19感染者の症例を収集し、フィリピン保健省と共有するために使用するためのもの。ウェブアプリとAndroidアプリの両方に脆弱性が存在しており、許可されていないユーザーが感染者や潜在的な感染者の情報を閲覧できていたという。

ウェブアプリ側では認証ロジックに脆弱性が含まれていた。これにより、ヘルスセンターの名前と場所、およびアプリのサインアップ時に利用される30,000を超えるヘルスケアプロバイダーの名前が公開された可能性があるとされる。Androidアプリでは、医療提供者の名前や機密性の高い患者データにもアクセスできるハードコードされたAPI認証情報が使用されていたとのこと。

CitizenLabは8月18日にDure Technologies、フィリピン保健省、フィリピン世界保健機関(WHO)の関係者などのアプリ開発者にウェブアプリの脆弱性を開示、続いて9月14日にAndroidアプリの脆弱性を公開した。判明した欠陥は10月29日の時点で解消されているそうだ。
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  • 中国、ベトナム、台湾、ニュージーランドとアジアオセアニア諸国はコロナ対策の優等生が多いがインドネシアとフィリピンはその中では珍しく大失敗した国だからな、
    やつぱりそう国の政府のデジタル対応力みたいなのが低いってことなのかね

  • by Anonymous Coward on 2020年11月16日 14時51分 (#3924797)

    アプリの脆弱性なの?それともAPIの脆弱性???

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