パレスチナ過激派の工作員、10代の女性を装ってSNSでイスラエル兵に接触してスマホにスパイウェアをインストールさせる活動を展開中 48
古典的だけど現代的 部門より
Anonymous Coward曰く、
パレスチナ過激派「ハマス」の工作員が、SNSで若い女性のふりをしてイスラエル軍兵士に接触し、それによって兵士のスマートフォンにスパイウェアを仕込まれるというトラブルが多発しているとイスラエル国防軍(IDF)が報告している(ZDNet、GIGAZINE、Slashdot)。
工作員はFacebookやInstagram、Telegramで10代の若い女性を装ったアカウントを作成し、それらを使ってIDFの兵士に接触。SNS上での会話から、写真をシェアするなどと言って「Catch & See」や「Grixy」、「Zatu」といったアプリのインストールを促すという。これらはアプリをインストールして実行する即座にクラッシュし、アプリのアイコンはそこで削除されるのだが、実際には端末上でバックグラウンドで動作し、写真やSMSメッセージ、連絡先などの情報を秘密裏に外部に送信したり、ほかのマルウェアをインストールしたり、端末の位置をリアルタイムで追跡したり、こっそりとカメラで撮影を行う、などの活動を行うという。