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2018年12月8日のセキュリティ記事一覧(全3件)
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テクノロジー

蜘蛛の糸を超えるというミノムシの糸、製品化へ 61

ストーリー by hylom
新たなシルク 部門より

興和と農研機構が、ミノムシの糸の製品化に向けた研究開発を行っているという(興和のプレスリリース)。

昆虫由来の糸としては蜘蛛の糸の強度が強いという話が有名だが、ミノムシの吐く糸は蜘蛛の糸を凌駕する性能を持っており、今回両社はミノムシから1本の長い糸を採糸する技術を考案、特許出願したという。

ミノムシの糸はタンパク質から構成されている「シルク繊維」とのことで、さまざまな用途で活用が期待できるという。さらにミノムシの繁殖や採糸に関する技術も開発しており、今後の産業化に向けた生産体制の構築を予定しているそうだ。

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暗号

ランサムウェア作者から復号鍵を買い、マージンを乗せて被害者に売るデータ復元サービス 27

ストーリー by headless
仲介 部門より
独自の技術でランサムウェアにより暗号化されたファイルの復号ができると称し、実際にはランサムウェア作者から購入した復号鍵にマージンを乗せて被害者に売るサービスの存在をCheck Pointの研究者が発見したそうだ(BetaNewsの記事The Registerの記事TechRadarの記事SC Media UKの記事)。

研究者はランサムウェアDharmaについて調査中、ロシアでランサムウェア感染マシンの復旧サービスを提供するDr. ShifroのWebサイトを発見する。しかし、まだ復号鍵の公開されていないDharmaのバリアントにも対応することを謳うなど、怪しい点がみられたという。

そこで研究者はDharmaのアルゴリズムを使用した偽の感染ファイルと偽のランサムウェア作者の電子メールアドレスを用意し、被害者を装ってDr. Shifroに連絡。2日ほどのち、偽ランサムウェア作者に仲介人を名乗るメールが届いたそうだ。送信者は2015年からクライアントに代わって復号鍵を取得していると述べ、身代金を偽ランサムウェアが要求する0.2 BTCから0.15 BTCへ値引くよう交渉してきたという。その後、被害者としてDr. Shifroに再び連絡すると、値引き前の身代金に1,000ドルほど上乗せした金額を提示されたとのこと。

研究者はこのようなサービスの提供が非倫理的なだけではなくランサムウェア被害者の支払額を増大させ、サイバー犯罪者の資金源としてランサムウェアの利用を勧める結果になると批判しているとのことだ。
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ワーム

PETA、反動物的な慣用表現の置き換えを主張 135

ストーリー by headless
慣用 部門より
PETAが動物に対する残酷な行為などを含む反動物的な慣用表現を動物にやさしい表現に置き換えるべきだと主張している(PETAのツイートPETA.orgの記事プレスリリース)。

PETAは人種差別や同性愛差別、障害者差別を含む表現が許容されなくなっているのと同様、種差別的な表現も排除する必要があると主張。「Kill two birds with one stone (1つの石で2羽の鳥を殺す: 一石二鳥)」ではなく「Feed two birds with one scone (1つのスコーンで2羽の鳥を満腹にする)」のように表現するといった例を挙げている。
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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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