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2018年11月10日のセキュリティ記事一覧(全2件)
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バグ

TI製低電力Bluetoothチップにリモートアクセスを可能にする脆弱性 9

ストーリー by hylom
またBluetoothか 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

Texas Instruments(TI)のBluetooth Low Energy(BLE)チップに脆弱性が見つかった。このチップを採用した無線LANアクセスポイントに対し脆弱性を悪用することで、認証無しにネットワークに侵入できる可能性があるという(ITmediaGIGAZINE)。

イスラエルのセキュリティ会社Armisの研究者によって発見されたもので、問題のチップは「CC2640」や「CC2650」などで、CiscoやMeraki、Arubaなどが製品に採用しているとのこと。

今回の脆弱性は「BleedingBit」と名付けられており、悪意のあるトラフィックを送りつけることでバッファオーバーフロー攻撃を起こせるというもののようだ。これを採用したベンダー各社はすでにファームウェア更新などで対応しているという。

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お金

StatCounterへのサイバー攻撃でビットコインを盗むコードが暗号通貨取引サイトに埋め込まれる 3

ストーリー by headless
攻撃 部門より
世界200万件以上のWebサイトにトラッキングコードを設置してブラウザーやOSのシェアを集計するStatCounterがサイバー攻撃を受け、暗号通貨取引サイトGate.ioのユーザーをターゲットにするスクリプト改変が行われていたそうだ(WeLiveSecurityの記事Gate.ioの発表The Registerの記事Softpediaの記事)。

改変されたのは「www.statcounter.com/counter/counter.js」というファイルで、悪意あるコードが追加されていたという。悪意あるコードの内容としては、表示中のURLに「myaccount/withdraw/BTC」が含まれている場合、StatCounterと似たドメイン名の「statconuter.com」からビットコインを盗み出すスクリプトを追加するといったものだ。

悪意あるコードはStatCounterのトラッキングコードを使用するサイトに埋め込まれただけでなく、StatCounterのWebサイトにも埋め込まれていたとみられるが、「myaccount/withdraw/BTC」を含まないURLへのアクセス時にユーザーが攻撃を受けることはない。ESETの調べによると、「myaccount/withdraw/BTC」を含むURLがある暗号通貨取引サイトはGate.ioのみだという。そのため、Gate.ioのユーザーをターゲットにした攻撃とみられている。

ESETによれば改変が行われたのは11月3日で、6日にESETから報告を受けたGate.ioはStatCounterの使用を中止した。悪意あるコードは既にcounter.jsから削除されているが、現在のところStatCounterからの発表は特に出ていないようだ。
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