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セキュリティ

ネットゲームのチートツールにマイニング機能をこっそり実装していたとして逮捕された男性、有罪判決が下る 78

ストーリー by hylom
確かにCoinhive事件とは似ているのだが 部門より

オンラインゲームのチートツールに仮想通貨を採掘(マイニング)するための機能を隠して埋め込んで配布していた兵庫県の男性に対し、仙台地裁が懲役1年、執行猶予3年の判決を下した(河北新報@niftyニュース)。

被害者がこのツールを自分のPCにダウンロードして実行するとマイニングが実行され、被告がそれによって仮想通貨を得られるようになっていたという。

なお、先日Webサイトに採掘用のスクリプトを埋め込んでWebブラウザに採掘を実行される行為が摘発されたが、今回の案件はこれとは異なるもの。

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  • by Anonymous Coward on 2018年07月03日 19時29分 (#3436643)

    不正指令電磁的記録に関する罪の保護法益は「プログラムに対する社会一般の信頼」。
    つまり、一般人が、プログラムやインターネットのサービスを安心して使える世の中にしましょう、というのが目的。

    その意味で、別に容量が重いとかは核心的ではなく、「本人に告げずに勝手に動いて、本人に不利なことをするプログラム」というのがダメ。

    広告が、その見た目通りに広告であれば、どんなに重かろうが下品だろうが、この法律的には何の問題もない。
    マイニングも、「マイニングするからね!」と断ったうえでするのであれば同様に問題ない。

    黙ってプログラムを動かして、他人のPCを利用して金稼ぎをしようというのがダメ。
    そんなプログラムがはびこったら、一般人がネットを信じられなくなるでしょ?というのが法律の趣旨。

    それにしても執行猶予付きとはいえ、量刑が懲役1年というのは意外な重さだが。

    親コメント
    • >マイニングも、「マイニングするからね!」と断ったうえでするのであれば同様に問題ない。

      インストール時に
      「ツール開発するのに必要だからみんなの力を少し分けてくれ!(マイニングします) [OK?]」
      とか表示させればよさげ。

      親コメント
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア

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