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2018年6月30日のセキュリティ記事一覧(全2件)
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テクノロジー

米国ではスマートホーム技術を使って家庭内暴力を行う事例が増えている 27

ストーリー by hylom
ハラスメント 部門より
taraiok曰く、

スマートホームデバイスは人々の生活を便利にするもののはずだった。しかし現在、意図しない使用方法が発生しつつある。家庭内暴力だ(The New York TimesSlashdot)。

ある女性はエアコンをONにしていたが、そのエアコンはいつの間にかOFFにされていた、ドアベルの音を聞いたにも関わらず玄関先には誰もいなかったなどの現象が起きていたという。また、ある施設ではサーモスタットの温度を100℃に設定されたり、スピーカーから爆発音を鳴らす事例もあったようだ。このように、スマートホームテクノロジーは監視、復讐、制御の手段として使用されるようになってきている。

攻撃者は、スマートホームデバイス用のスマートフォンアプリを使用することでスマートホーム対応機器を遠隔操作して盗み聞きしたり、誰もいなくなったあとに脅迫と混乱に陥れようとする。被害者は女性が多いようだ。スマートホーム危機の多くは男性が設置しており、パスワードなどは設置者が把握している。反対にパートナーはすべてのスマートホーム機器用のアプリケーションを持っていない場合が多いとされる。

2017年の統計によると、米国では2900万の家庭でスマートホーム関連技術が使われているという。利用者は年に31%ずつ増加しているとしている。こうしたスマートホーム技術の悪用は昨年の冬から目立つようになってきたとしている。

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セキュリティ

GentooのGitHubアカウントが不正アクセスを受ける 18

ストーリー by headless
不正 部門より
GentooがGitHubで使用している「gentoo」 organization(組織アカウント)が不正アクセスを受け、リポジトリやページの内容を書き換えられる被害にあったそうだ(Gentooのニュース記事Gentooメーリングリストの投稿BetaNewsの記事The Registerの記事)。

不正アクセスが発生したのは6月28日20時20分(UTC)頃。何者かがgentooアカウントの制御を奪い、リポジトリやページの改変を行ったという。ただし、Gentooのコードは自前のインフラでホストしているものがマスターであり、GitHubはミラーとして使用しているだけなので、大きな被害には至らなかったようだ。また、別のGitHubアカウントでホストしているgentoo-mirrorリポジトリは影響を受けなかったとのこと。

Gentooでは攻撃に使われたメンバーアカウントを既に特定してロックアウトしており、gentoo organizationにすべてのメンバーを再登録したという。gentoo organizationはGitHubサポートにより一時ロックされているが、不正なコミットが行われたリポジトリ「https://github.com/gentoo/gentoo」「https://github.com/gentoo/musl」「https://github.com/gentoo/systemd」は既に復旧済みとのことだ。
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson

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