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インターネット

Apache HTTP Serverに複数の脆弱性 49

ストーリー by hylom
重大ではないとはいえ気持ちは悪い 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

Apache HTTP Serverに複数の脆弱性が発見された。この問題を修正したHTTP Server 2.4.33が公開されており、アップデートが推奨されている(JVNVU#95818180窓の杜)。

タレコミ人の使うDebianではsid(開発ブランチ的位置付け)でさえまだ対策版が存在しない。影響範囲の大きいWebサーバーの脆弱性ですが、ディストリの対応を考慮せず公開してしまうという慣例はなんとかならんもんでしょうかね。

問題の脆弱性は、悪用することでDoS攻撃を可能にするものや、認証を回避される可能性があるといったもの。危険性はセッション改ざんのおそれがある「CVE-2018-1283」が「medium」で、残りはいずれも「low」となっている。なお、CHANGELOGなどではバージョン2.4.30でこれらが修正されたとなっているが、バージョン2.4.30~2.4.32は開発者向けのみにリリースされている。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2018年03月29日 17時23分 (#3384641)

    Debian Stretch。

    モジュールの脆弱性でひっかかりそうなのが、デフォルトで有効になってたmod_cache_socachemcb(CVE-2018-1303)。
    とりあえず無効にして、関係ありそうなところ(SSL)コメントアウト、でいけるかしら。
    それ以外のモジュールは、デフォルトでは有効になってない(使ってもいない)。
    HTTP/2(CVE-2018-1302)もやってない。
    <FilesMatch>ディレクティブ(CVE-2017-15715)も使ってなかった。

    唯一、CVE-2018-1301はとりあえずの対応策が見当たらない。あまりリスク高くなさそうだけど。

    • by Anonymous Coward on 2018年03月29日 17時43分 (#3384648)

      DebianだとCVE番号で確認できますね
      security-tracker.debian.org/tracker/CVE-YYYY-*****
      みたいな

      今回のは以下の7つ
      https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2017-15710 [debian.org]
      ttps://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2017-15715
      tps://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2018-1283
      ps://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2018-1301
      s://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2018-1302
      ://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2018-1303
      //security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2018-1312

      # スラドよ「同じ内容の繰り返しはダメですよ!」とか勘弁

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      スラドでしか脆弱性情報をしいれていないので()ためになります

      • by Anonymous Coward

        キミが英語読めないのは仕方ないのにしても
        サーバ管理しているんだったらスラド以外に定番のセキュリティホール memo [ryukoku.ac.jp]ぐらいは読もうよ

        ↑最近は政治系のゴミみたいな情報を要り交ぜてくれいるからSN比は下がってるけど
         政治部分を読み飛ばせば日本語のセキュリティ情報サイトの中では一番よくまとまってるよ

        • by Anonymous Coward on 2018年03月29日 20時06分 (#3384717)

          セキュリティホール memo [ryukoku.ac.jp]より引用

          [ANNOUNCEMENT] Apache HTTP Server 2.4.33 Released [apache.org]
          (Apache, 2018.03.26)

           announce@httpd.apache.org ML アーカイブで確認できる限りでは、 Apache HTTP Server 2.4.x の正式リリースは、[ANNOUNCE] Apache HTTP Server 2.4.29 Released [apache.org] の次が [ANNOUNCEMENT] Apache HTTP Server 2.4.33 Released [apache.org] のようで、2.4.30〜32 は飛ばされているようです。しかし https://www.apache.org/dist/httpd/ [apache.org] を見ると、httpd-2.4.32.tar.bz2 [apache.org] なんてファイルがふつうに存在するのですよね。 よくわからん。

           それはともかく、 Apache HTTP Server 2.4.30 の段階で 7 件のセキュリティ欠陥が修正されているそうです。

                  low: Possible out of bound read in mod_cache_socache (CVE-2018-1303)。 2.4.6〜2.4.29 に影響。

                  low: Possible write of after free on HTTP/2 stream shutdown (CVE-2018-1302)。 2.4.17〜2.4.29 に影響。

                  low: Possible out of bound access after failure in reading the HTTP request (CVE-2018-1301)。 2.4.1〜2.4.29 に影響。

                  low: Weak Digest auth nonce generation in mod_auth_digest (CVE-2018-1312)。 2.4.1〜2.4.29 に影響。

                  low: bypass with a trailing newline in the file name (CVE-2017-15715)。 2.4.1〜2.4.29 に影響。

                  low: Out of bound write in mod_authnz_ldap when using too small Accept-Language values (CVE-2017-15710)。 2.4.1〜2.4.29 に影響。

                  medium: Tampering of mod_session data for CGI applications (CVE-2018-1283)。 2.4.1〜2.4.29 に影響。

          それぞれの脆弱性の、
          ・重要度
          ・内容
          ・影響範囲のバージョン
          ・SVE番号

          必要情報が過不足無くまとまっており一次情報へのリンクもある
          情報公開のスピードもスラドより圧倒的に速い

          ということでスラドでセキュリティ情報チェックするより役に立つ

          親コメント
        • by Anonymous Coward

          セキュリティホール memoは以前見てたけどサヨク臭がひどすぎてもう見てないよ
          電波浴は10年くらい前に飽きて辞めてるし

          見てほしいなら、お前の政治的主張なんか知らんからセキュリティ情報の提供に徹しろってことよ

          • >RSS に対応してみました。 小ネタは含まれていません。「政治ねたウゼェ」という人は RSS ベースで読むと幸せになれるでしょう

            という割り切り方をするという選択肢もあるんですけどねえ。。。

            親コメント
            • by Anonymous Coward

              自分も見るの止めて久しいけど
              RSS自体ロストテクノロジーだし
              頭おかしい主張ばかりでSN比低すぎ

              今は他にも情報源たくさんあるからね

              • オフトピ,-1

                陳腐化して時代遅れで利用する価値がほとんどないという言い方ならまだしも
                失わてもいないのにロストテクノロジーというのはちょっと違うのでは?

                他にも情報源たくさんには同感だし便利なことだと思います。

                親コメント
          • by Anonymous Coward

            電波浴は10年くらい前に飽きて辞めてるし

            見てほしいなら、お前の政治的主張なんか知らんからセキュリティ情報の提供に徹しろってことよ

            そうなんだよねー。

            サイトを継続的に更新するモチベーションを保つための方法として、

            ・自分の欲求を満たす(オナニーコンテンツを垂れ流したり自分の活動の宣言をしたりする)
            ・広告収入を得る(アフィやアドセンスを貼る)

            の2つがあるわけだけど、前者はぶっちゃ広告よりうざいから最近では人気無いんだよね
            それに広告はAdBlockerで一律ブロックできる分オナニーコンテンツより除去が容易

          • by Anonymous Coward

            セキュメモの政治ネタ叩くのやめたげてください><
            中の人小島さんはスラドも愛読しているっぽいので、このコメントも恐らく目にすることになるだろうし
            ショックで更新停止しちゃったらセキュメモを愛用している僕も悲しいです

            • by Anonymous Coward

              直接的な誹謗中傷ならともかく、スラドで「ネトウヨ」に批判される位なら平気なんじゃないの?
              叩かれるのがどうしても嫌な人ならそもそも政治ネタを載せない(政治議論は匿名サイトでやる)んじゃね。

    • by Anonymous Coward

      Centos6 ですDeath!

      とりあえずRedhatのお知らせ見る限り

      中くらいの影響の CVE-2018-1283 は調査中となっているが、
      2.2系でも2.4系からバックポートされてたりする事もある
      のかな?

      https://access.redhat.com/security/cve/cve-2018-1283 [redhat.com]

    • by Anonymous Coward

      訂正。 mod_cache_socachemcb も、デフォルトでは有効になってなかった(apache2 2.4.25-3+deb9u3)。
      おそらくSSL化のときに有効にしていたらしい。

  • by Anonymous Coward on 2018年03月29日 19時38分 (#3384696)

    Fedora - 未対応(https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=1560396)
    SuSE - 未対応(https://bugzilla.suse.com/show_bug.cgi?id=CVE-2018-1283)
    Debian - 未対応(https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2018-1283)
    Ubuntu - 未対応(https://people.canonical.com/~ubuntu-security/cve/2018/CVE-2018-1283.html)
    Gentoo - 未対応(https://bugs.gentoo.org/show_bug.cgi?id=CVE-2018-1283)
    RedHat - 調査中(https://access.redhat.com/security/cve/cve-2018-1283)
    Arch - 対応済み(https://security.archlinux.org/AVG-664)

  • こう書くとマイナスモデされそうですが、ボランティアが減ってるせいなのか最近のdistributionの脆弱性対応の早さには問題があり、本家のupdateがpackage management systemに反映されるまで1~2か月かかるのが当たり前だったりします

    毎日cronでyum update回してますからセキュリティはばっちりです^^ なんていうシス管が一般的ですが、そういうサーバは1か月以上も0 day同然の状態に晒されているわけ

    毎日脆弱性情報チェックして手動でソースビルドできない人は素直にWindows Server使った方が安全ですよ
    Windows ServerはLinux Serverより危険だというのは過去の話で今は逆転しています
    ライセンス料の観点からLinuxが流行ってるだけの事です

    • by Anonymous Coward

      毎日cronでyum update回してますからセキュリティはばっちりです^^ なんていうシス管が一般的ですが

      書いたやつのレベルの低さが良くわかる一文。
      俺の周りの世界だとまったく一般的じゃないどころか見たことすらない。

      • そうだよね。
        単なるパッチでもシステムに影響出てくることがあるから、まずはステージング環境に適用してテスト工程を経てからじゃないと本番環境には当てられないわ。
        毎日自動処理で好き勝手にパッチ当てられるとか、2~3日ダウンしても問題無いような低レベルなサーバなんだろうな。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          どんなに早くても商用環境だと

          水曜:パッチリリース確認、直近のイメージBKから環境構築、検証
          木曜:顧客報告
          金曜:顧客が作業承認
          土日:パッチ適用

          とかになるからね
          ぶっちゃけ0DAY対応どころか2~3日は空くっていうね

          顧客定例が月一だから早くても来週末に対応だーとかの方が多そう

          • Java脆弱性問題での徳丸 浩の発言より
            https://twitter.com/ockeghem/status/841513670555312128 [twitter.com]

            > 3年ほど前から、「パッチ適用による副作用を検証していたのでは間にあわない」とセミナー等では言い続けていたのですが、恐れていたことが現実になりました。切り戻し手段を確保しておいていきなりパッチ適用するとかしないと間に合わない

            シス管個人の問題じゃどうにもならんけど
            重要なセキュリティパッチについてはパッチリリース確認したら検証せずにただちに当てないと間に合わない
            GMOのシステムでもパッチ検証している間に脆弱性突かれて個人情報漏えいというパターンが常習化しているしな

            • by Anonymous Coward

              検証なしでパッチ当ててサービスが止まった時、すぐロールバックすれば客から責任追及されないなら、いくらでもそうするんですがね。
              まあ、客は客で、ビジネス相手や末端利用者に同じことを思ってるでしょうが。世の中全体が「安全のためならサービス停止や不便を許容する」ようにならないと無理でしょうね。

              • by Anonymous Coward

                でも最近のアメリカ資本系は検証なしで適用してるっぽいんだけどね。
                SpectreMeltdownで即日対応してたAWSやAzureとか・・・。
                その後でインテルのバグが見つかってるけど切り戻しもせずにそのままだったし。

              • by Anonymous Coward

                検証している間にサーバーが乗っ取られたらそういう怠惰なサーバー屋の責任にしていかなければダメということですね。

              • by Anonymous Coward

                Spectre/Meltdownは関係各所には事前に通知されてたから検証は公開前に済ませてたんじゃないの?

              • by Anonymous Coward

                Spectre/Meltdownは関係各所には事前に通知されてたから検証は公開前に済ませてたんじゃないの?

                そうです検証どおり本番でも落ちたので問題ありますん

              • by Anonymous Coward

                サーバ落ちてもセキュリティリスク回避を取った形なので日本企業ではあり得ない「判断」だよね。
                情報リークが想定外のタイミングだったので検証不十分なままで見切り発車した感はあるんだけど。

                向こうの国だと「パッチ出てるのに対応しなかった」は訴訟の対象になるけど、
                「最悪の事態回避への努力の結果」だったら問題ないってことかな。

        • by Anonymous Coward

          単なるパッチでトラブルなるような俺様仕様テンコ盛りな構成やクソ実装アプリ作るような低レベルなシステム管理者や開発者じゃないので(^^
          警戒したのはこないだのメルトダウン位だねー。

          • by Anonymous Coward

            単なるパッチでWindows/Linux自体起動しなくなることもあるのに何言ってんだこいつ?

            • by Anonymous Coward

              時々起きる程度のモノの為に常時遅れるとか何言ってるんだコイツは?
              大体ダメだったら即時当てる前のに戻せるばいいし。待機系くらいあるでしょ。

    • by Anonymous Coward

      「ライセンス料無料=金がかからない」って考えてる人は今でもいるもんね
      全て自己責任になるからこそ保守に相応のコストをかけなきゃいけないのに
      Windowsと違ってLinuxは安全だとか言って10年前から塩漬けの鯖が現役だったり

    • そうだ
      本家のupdate担当になれば幸せになれるんだ

    • by Anonymous Coward

      > 毎日cronでyum update回してますからセキュリティはばっちりです^^ なんていうシス管が一般的ですが

      は?そんな意識高い系のシス管なんて日本にはほとんどいないぞ。
      デフォルトで有効になってる自動更新をわざわざ無効にするシス管ならいっぱいいるが。

      「我が社のシステムに不具合が出るリスクと侵入されるリスクを比較検討した結果、アップデートしないことに決定しました」
      「検証工数は誰が出すんですか?検証コストは侵入リスクに見合っているんですか?」
      「前任者からの引き継ぎですが手順書にアップデートが記載されていないので対応できません」

    • by Anonymous Coward

      1〜2ヶ月もかかるっていうのは、CentOSですら見かけないように思うのですが、どこかにソースありますかね?
      Windowsの場合は純正部分以外が放置されてることが多すぎてなw

    • by Anonymous Coward

      WindowsはWindowsで
      更新がクソ長い上にブラウザの脆弱性ごときで再起動を要求される
       .NET Frameworkの更新は環境によっては2時間以上かかる
      基本1ヶ月おきにしか更新が降ってこない
       実際に攻撃されている状況でも緊急パッチをなかなか提供してくれない
       LDRの提供にも本社との相談が必要で2wはかかった
      更新されるのは純正製品のみで3rdのソフトウェアは置いてけぼり
       MS製品以外の更新がされていないことが多いというか殆ど。
       ドライバーは脆弱性があっても放置されていることが多い
       パッチ管理についてはデストリビューション未満

      これとは別にアプリケーションの検証はどうしても必要になるので
      WindowsだろうがLinuxだろうが、WAFやIPSなどを
      組み合わせざるを得ないんじゃないかな

  • by Anonymous Coward on 2018年03月30日 3時21分 (#3384884)

    とか言ってはいけないかな。。

    おいしい仕事になるかどうかは知らないが、どんどん出る脆弱性をチェックする仕事が存在することは確かだ。

    私はその仕事をしてないが、脆弱性調べるのって面白いのかな。。

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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs

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