Windows 8.1のメインストリームサポートが終了 69
もうそんな時期なのか 部門より
Windows 8.1のメインストリームサポートが1月9日で終了した(Windowsライフサイクルのファクトシート、Neowin、Softpedia、On MSFT)。
Windows 8.1が一般向けに提供開始されたのは2013年10月18日。Windows製品は通常最低5年間のメインストリームサポートが提供されるが、Windows 8.1はWindows 8のサービスパック扱いになっているため、Windows 8が一般向けに提供開始された2012年10月26日が基準になっているようだ。今後5年間は延長サポート期間となり、2023年1月10日までセキュリティ更新プログラムが提供される。なお、Windows 8のサポートは昨年1月12日で終了しており、更新プログラムを受け取るにはWindows 8.1へのアップグレードが必要になる。
StatCounterの12月分Windowsバージョン別シェアデータでWindows 8+8.1のシェアは12.02%。デスクトップOS全体に換算すると9.94%となる。Windows 7とWindows XPが大きなシェアを占める中、Windows 8+8.1のシェアは2015年6月にようやく20%を超えたが、Windows 10の一般提供開始後は大きくシェアを減らすことになった。
1月9日にはWindows 10 Mobile(Enterprise版含む) バージョン1511のサポートも終了した。バージョン1511は一般向けに提供されたWindows 10 Mobileの最初のバージョン。2015年11月にはLumia 950/950 XLなど複数の搭載モデルが発売されたが、Windows Phone向けの提供が始まったのは翌2016年3月だった(Microsoftサポート、2018年にサポートが終了する製品、Neowinの記事[2]、Windows Central)。
Windows 10 Mobileでは延長サポートが提供されず、サポートを受け続けるにはより新しいバージョンへのアップグレードが必要になる。モバイル版バージョン1511向けの更新プログラムは2016年12月13日のビルド10586.713が最後のようで、Spectre/Meltdown脆弱性対策を含む1月の更新プログラムは提供されていない。なお、1月の更新プログラムでモバイル版にも提供されるとの記述があるのはバージョン1607とバージョン1703のみになっており、バージョン1709には記述がない。